伊勢原市長選 萩原氏出馬を表明〈伊勢原市〉
9月30日の任期満了に伴う伊勢原市長選に、市議会議員でNPO法人地域福祉を考える会の理事長、歯科医師の萩原鉄也氏(57)が市役所内で会見を行い、無所属で立候補する意向を正式に表明した。
萩原氏は伊勢原市出身。神奈川歯科大学大学院卒。2012年9月から19年3月まで市議会議員を務めたのち、23年4月の市議会議員選挙で、健康寿命の延伸などを掲げ当選した。
市政をもっと良い方へ変えたい
萩原氏は会見で「市議としてまちづくりに関わらせて頂いた時から、いずれは市長もという思いがあった。年齢的なことなどをふまえてこのタイミングだと考えた」と出馬理由を明かした。
萩原氏は自身が目指すまちづくりの姿として、「住みたい・住み続けたいまち『伊勢原』を創る!」と掲げ、施策の大綱として「医療・福祉の充実、健康寿命の延伸」「子育てしやすい、子育て世代が暮らしやすいまちの実現」「災害に強いまちづくり」「地域経済の活性化」「インフラ整備の推進」「魅力ある市役所の構築」の6つをあげた。
萩原氏は「医療や介護、教育、子育てなどソフトの面でもっと市民のためにできることがある」とも話した。
同市長選ではすでに飲食店経営の阪本純太郎氏が出馬を表明している(4月23日起稿)。