犬がインターホンに吠えているときの4つの心理 やめてもらうために飼い主がすべき対処法とは
犬がインターホンに吠えているときの心理
1.突然の大きな音に驚いた
犬がインターホンに吠えるのは、突然の大きな音に驚いたからです。
インターホンの音は、人間でも驚くことがあるほど大きな音ですよね。訪問者を知らせるためのものなので、掃除機やテレビの音にも負けない程度の音量に設定されているのでしょう。
警戒心の強い犬やデリケートで神経質な犬、怖がりでビビリな犬にとって、突然の大きな音に驚くのは当然の反応といえるでしょう。
このような場合、インターホンの音が優しいものに買い替えるという対処法を試してみてはいかがでしょうか。
筆者の家は穏やかな音が出るインターホンに買い替えたのですが、インターホンの音だと気づいていないのか、全く吠えなくなりました。
インターホンの音として認識していると思いますので、以前の音と違うものに買い替えるということも吠えないポイントかもしれません。
2.「誰か来たぞ!」と警戒している
犬がインターホンに吠えるのは、「誰か来たぞ!」と警戒しているからです。
縄張りである家を守るため、群れの仲間である飼い主や家族を守るため、「誰か来たぞ!」「警戒せよ!」と言っているのでしょう。
お留守番中のインターホンの音には吠えないという犬がいます。誰か来たこと、警戒してほしいことを伝える相手がいないからかもしれません。
3.来客を知らせている
犬がインターホンに吠える理由として、飼い主に来客を知らせていることが挙げられます。
このようなケースの吠え方はポジティブなものになります。
笑顔であったり、楽しそうであったり、誰か来たことを飼い主に教えてあげたい、知らせたことを褒めてもらいたいという気持ちが愛犬の様子から分かるはずです。
人が大好きな犬であると、誰かが訪ねて来てくれたことに喜んで吠えることもあります。大好きな知り合いの訪問を知らせるインターホンの音なのであれば、すでに足音で分かっているでしょう。
テンションが上がって吠えてしまうときは、落ち着かせる対処をしましょう。「やめなさい!」と大きな声を出すのではなく、「教えてくれてありがとう」と声をかけてあげましょう。
4.飼い主の気持ちと同調した
飼い主の気持ちと同調して、インターホンに吠えることがあります。
誰が訪ねて来たのか分からないとき、「誰だろう…?」と警戒し、不安にもなりますよね。飼い主が警戒し不安になる気持ちが伝わり、愛犬も警戒や不安から吠えてしまうことがあります。
訪問者が宅配業者であるときは、すぐに対応しなきゃ!と焦ることがあるのではないでしょうか。その焦りが犬にも伝わり、愛犬も緊張から吠えてしまうことがあります。
飼い主の気持ちを読み取って自分まで同じ気持ちになってしまうことがある愛犬を不安にさせないために、なるべく落ち着いて対応できるようにしましょう。
まとめ
犬がインターホンに吠えているときの心理を4つ解説しました。
✔突然の大きな音に驚いた
✔「誰か来たぞ!」と警戒している
✔来客を知らせている
✔飼い主の気持ちと同調した
色んな対処法を試してみたけどインターホンの音に吠えることをやめてもらえないというときは、思い切ってインターホンを買い替えてみてください。私が最も効果のあった方法です。
愛犬がひとりでお留守番する時間もありますし、防犯のためにもカメラ付き(録画機能あり)のインターホンに買い替えるというきっかけにもなるかと思います。