宮城弁!?他県民の知らない「宮城の方言」ランキング
今回はウェブアンケートにて総勢8,943名に調査した<宮城弁!?他県民の知らない「宮城の方言」ランキング>を発表します。
お昼ご飯に「カッペロ」ってどんな食べ物?年代や地域によっても使い方などが違う場合もありますが、宮城県の方言が気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【宮城弁!?他県民の知らない「宮城の方言」ランキング】
第1位 かばねやみ(めんどくさがり)(1,309票)
第2位 カッペロ(カップラーメン)(702票)
第3位 ぐずらもずら(煮え切らない様子)(635票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)8,943名/調査日:2025年3月6日
“かばね”で区切ると覚えやすい!1位は「かばねやみ(めんどくさがり)」!
<投票者のコメント>
「イメージがわかない」
「なんじゃこれはですね」
「単語だけではまったくわからないよ。文脈から判断するしかねえべな」
宮城県の方言「かばねやみ」は「めんどくさがり」という意味になります。同じ意味の方言で「かばねひきずり」という言い方をする地域も。ちなみに「かばね」は「体」のこと。体が「病んでいる」ような、または体を「ひきずる」ように見えるほど怠惰な様子、と考えると、人から「かばねやみ」と呼ばれないように気をつけようと思いますね!
割と新しい方言!2位は「カッペロ(カップラーメン)」!
<投票者のコメント>
「ペロ!?」
「第一印象で、『何じゃ?』と思った」
「面白いから使ってみたい」
「カップラーメン」を宮城県の方言で言うと「カッペロ」に。元々、宮城県では幼児語でうどんなどの麺類のことは「ペロ」といわれてきました。「カッペロ」は、カップラーメンの「カップ」と「ペロ」が合わさって出来たという説がある、比較的新しい方言です。ちなみにカップでなく袋に入ったタイプのインスタントラーメンを「にっぺろ」という地域も!
もぐらと間違えないよう注意!3位は「ぐずらもずら(煮え切らない様子)」!
<投票者のコメント>
「新種の怪獣ですか?」
「初めて聞いた言葉だし何を意味しているのか全く想像できない」
「煮え切らない感じがすごい出てる方言ですね」
「ぐずらもずら」は「煮え切らない様子」をあらわす宮城県の方言。愚痴を言うという意味もあるので、「ぐずらもずら言うな(ぐちぐち言うな)」などといった使い方も。山形県などでも同じ意味で使われています。そのユーモアあふれる語感から、「ぐずぐずする」よりもさらに、のろのろといたずらに時間が過ぎてしまう様子が感じられる方言ですね!