Yahoo! JAPAN

アジとメバルの日本記録とマイレコードを比較してみた 大型狙いは春がオススメ

TSURINEWS

メバル(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

ライトゲームの二大ターゲットのアジとメバルは一般的には小魚だ。しかし小魚の中にも大きい魚はいて、この二種とも最大級のものは驚くべき大きさとなる。今回はアジとメバルの日本記録を紹介しながら、マイレコードとの比較そして大型に関する私見を述べたい。

沿岸ライトゲームターゲットの最大記録

沖の漁網にかかるアジは50cmを超えることは珍しくないようだ。メバルはと言うと、そもそもメバルは定置網に引っ掛かりにくい根魚なので、あまり記録級の大きさは聞かない。

だがこれらの記録は漁業によるもので、釣果ではない。よほどでっかい個体でない限り記録として申請もされないだろう。

では、申請されている限りの、オカッパリの釣りでのアジ、メバルの最大レコードは?

アジ53cm

現在申請され認められている限りではオカッパリのアジは51cm、1.19㎏が最大レコードのようだ。しかし最近では釣りYoutuberが53cmのアジを釣り上げており、これが日本記録第一位となると思われる。

定置網では57cmがいたと言われたり、60cm級もいないではないと言われる

アベレージは20cm(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

メバル40cm

夜のルアーフィッシングターゲットとして釣りやすいメバル。この魚は最大級で30cmがランカークラス。しかしそれを10cm上回るサイズ40.5cmが、某プロアングラーの手に釣られている。

このアングラーはYoutubeの中で43cmまで釣ったと筆者は見た覚えがあるがどうだろうか?おそらく40cmは少数ではあるが、まだまだ潜在的にサイズは伸びていそうだ。

マイレコードではまったく及ばず

筆者の記録はアジメバル共に上述のサイズにはまったく及ばない。あまり大型を追わないこともある。しかし実はマイフィールド大阪湾奥はリリースメインであることから、居着きの魚のメバルはサイズが伸びやすいはずで、ポテンシャルはある。それでも28cmの壁があり、40cmは到底釣れそうにない。おそらく白メバルはそこまで大きくならないのだが。

アジのマイレコード

私が釣ったもっとも大きいアジは28cmだ。リバーアジングで、その日よく大型が襲来していた。春の産卵期で、ボトム周りで食ったのだと思う。何でもないワーム。何でもない釣り方だった。

28cmアジ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

最大記録53cmとは実に25cmの差。もう別の魚である。

メバルのマイレコード

メバルは30cmで止まっている。1尾のみだ。28cmがごろごろ着いている場所を見つけ、そこを重点的に打っていて、ふと方向をかえて左側に打ったらヒットした。

尺メバル(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

このサイズの群れがいるならたぶんもっと潜んでいるのだろうが、簡単には食ってくれない。実に何気なく上がってきて引きも何も感じなかったと覚えている

大型を釣る方法

アジのランカークラスは30cm、メバルのランカーもまた30cm。小魚の大型には30cmの壁がある。これをクリアできれば、ほとんどサイズ競争は上がりと言っていいだろう。

アジもメバルも場所ゲーの要素が高い。場所ゲームだ。つまり着く場所に大きいサイズが来る。

僭越ながら筆者は大阪湾奥をある程度の範囲を知り尽くしているが、アジとメバルで最大サイズが来るのはアジなら泉大津、メバルは大阪南港だ。潮通しの良い悪いもあるが、おそらく回遊のルートになるとか、居着きやすいという要素が強いのだと思う。

季節は、メバルは厳冬期前と春のバチパターン時、アジは春の産卵前が伸びやすい。

大型を釣るなら春(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

アジは偶発的なヒットも多い

釣りやすいシロメバルは居着きの魚で、大型が潜むのはポイントの場所ゲー。しかしアジは偶発的なヒットも多い。たまたま回遊のルートとなったり、特定のシーズンに鉱物質の栄養が混じる川に差し込んできたりと、大型が来る日は突然だ。定点観測で釣っていても尺に恵まれることはあるだろう。

数で釣り勝つライトゲームを楽しもう

型についていろいろと述べた。しかしライトゲームは数釣りを楽しむものだ。誰かと競ったり、自分の記録と競うなら数だ。アジは目標を大きく50、メバルは30尾を狙って釣ってみよう!

<井上海生/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. ミッフィーデザインのホテル客室 ハウステンボス「ミッフィールーム」を常設化 一年中宿泊可能に

    あとなびマガジン
  2. 全国18カ所の祭りを巡る大石始の新著「異界にふれる ニッポンの祭り紀行」発売

    タイムアウト東京
  3. ニューヨークのタイムズ・スクエアに巨大なホットドッグが出現

    タイムアウト東京
  4. BBHF、新作EP『Here Comes The Icy Draugr』をデジタルリリース 新ビジュアルも公開に

    SPICE
  5. THE KING OF ROOKIE、配信限定シングル収録曲「愛愛愛愛」のミュージックビデオを公開

    SPICE
  6. 「街に魔法をかける」香川・高松の商店街を舞台にした、15周年の超個性的な大祭り『SANUKI ROCK COLOSSEUM 2024』2日間レポート

    SPICE
  7. 「私の中にひそむ負の感情を総動員して演じたい」~吉田 羊が『ハムレットQ1』主演の意気込みを語る

    SPICE
  8. SPYAIR「オレンジ」×『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』アニメコラボMV解禁

    SPICE
  9. ワールドスキャンプロジェクト、能登半島地震後の浅海底地形データ取得に地震後初成功

    DRONE
  10. My Sugar Light、新衣装・新曲・解散グループの楽曲継承など多彩なシーンを届けた2ndワンマン【メンバーコメントあり】

    Pop’n’Roll