愛猫が密かに『下心を持っている』ときのサイン5つ 飼い主さんをだましにかかる猫流テク
1.上目遣いで「ニャー」
猫はなんらかのお願いがあるときに、上目遣いで飼い主さんを見上げながら「ニャー」と鳴いて訴えてくることがあります。猫と暮らしている人なら、日常的に経験しているのではないでしょうか?
猫にとって鳴くというというのは、飼い主さんに対して気持ちを伝えるいちばんわかりやすい方法です。
なにかしてほしいことがあって訴えているときは「ニャー」とはっきりとした強めの鳴き方をします。
「お腹が空いた」「おやつが食べたい」と要求が満たされるまでしつこく鳴きつづける猫も。ついつい根負けして…という飼い主さんも多いかもしれませんね。
2.前足でチョイチョイ
要求があるときに効果絶大なのが通称「チョイチョイ」ですよね!そっとやって来て、前足でかわいらしくトントンとされたことがある人も多いでしょう。
一般的に甘えたいときや何かしらの要求があるときに見られる行動です。
猫によっては、鳴いて訴えても要求がとおらないと、実力行使(?)のチョイチョイをくり出すこともあります。
そのほかにも、自分に注目してほしいときにもチョイチョイをする場合もあります。
チョイチョイをされたときは、甘えたいのか、なにかしてほしいことがあるのか注意深く観察して要求に応えてあげましょう。
3.頭をスリスリ・ごっつん
猫に頭をスリスリと擦りつけられたり、ごっつんと頭突きをされたりしたことありませんか?
この行動はおもに、挨拶やマーキングとして有名ですが、実は「ご飯が食べたい」「おやつがほしい」「いっしょに遊んでほしい」などのおねだりのときにもおこなうことがあるのです。
愛猫にスリスリ、ごっつんされると、ついつい要求に応えてしまう飼い主さんも多いようですから、学習して確信犯的におこなっているという説もあります。猫の学習能力は侮れませんね。
4.ヘソ天でクネクネ
突然目の前でゴロンと転がったかと思ったらヘソ天でクネクネすることがあります。これらの行動は、飼い主さんに対して「かまってほしい」「なでてほしい」などなにか要求があるときに見られる行動です。
猫がお腹を見せるのは信頼している相手のみですから、あなたのことを安心できる相手として、信用して要求をしている証拠です。ぜひ愛猫の気持ちに応えてあげましょう。
ただしお腹を見せているからといって、お腹を触ってもいいということではありませんので、くれぐれもご注意を!不用意に触って不機嫌に、なんてことにもなりかねないのが猫なのです。
5.ジーッと見つめてくる
「うん?なんだ?」とふり返ったら、あなたを静かに「ジーッ」と見つめている愛猫と目が合ったということはありませんか?そんなときは、飼い主さんに「甘えたいな」「いっしょに遊びたいな」と思っている可能性があります。あと「ご飯ほしいな」という下心もあったりして…。
静かにジーッと見つめて訴えるのはメス猫や控えめな性格の猫に多い要求の仕方のようです。静かではありますが、強い念のこもった視線はかなりの力強さを感じます。気づいてしまったら最後、愛猫の要求に応えるしかないでしょう。
たとえ下心があろうが、あざとかろうがついつい要求に応えてしまう飼い主さんも多いかもしれませんね。
まとめ
飼い主さんにとっては下心見え見えかもしれませんが、愛猫のかわいらしいおねだりに負けてしまう。というのは、日常茶飯事なのではないでしょうか。
猫は信頼できない相手には、近づきませんし、困っていることがあっても要求をすることはありません。つまり愛猫が、あなたに要求をするということは、あなたのことを信頼して頼っている証拠でもあるのです。
愛猫の様子をよく観察して、要求をくみ取り適切に対応してあげましょう。