水族館で初夏の風物詩<ホタル>を見て学ぶ? <ホタルナイト水族館>開催【宮城県仙台市】
宮城県仙台市にある「仙台うみの杜水族館」は7月5日の閉館後、ホタルの生態について学べるナイトイベント「ホタルナイト水族館」を開催します。
ホタルの生体展示や担当飼育員による解説イベントなど、一夜限定のコンテンツを実施。浴衣や甚平で参加すると「水ヨーヨー」のプレゼントがあるほか、館内スタッフも浴衣で参加者を迎えるそうです。
ホタルの光を学びながら楽しむ
当日は館内の照明を落とし、1階「広瀬川 海のみなもと山・里・川」エリアと2階「大水槽」の横通路にヘイケボタルの生体が入ったキューブ型の水槽を設置。「広瀬川 海のみなもと 山・里・川」エリアでは、イルミネーションやボールライトを使って、まるで自然の中でホタルを見ているような体験もできます。
さらに、鹿児島県さつま町において、豪雨災害で流された川内川流域のホタルの再生を願って始まったという竹のライトアップ「竹ホタル」も観覧できます。
また、親潮ギャラリーで同時開催されている、特別展示「ホタルの杜」も観覧することができます。
飼育員による解説イベントも開催
長年ホタルの飼育を担当し、「ホタルの杜」に展示されるホタルたちを一年かけて育て上げた飼育員による解説も実施。ゲンジボタルとヘイケボタルの違いや同館での繁殖の取り組みなど、ホタルの生態を詳しく知ることができる内容となっています。
参加者には、ホタルの生態について学べる資料「うみの杜ホタルBOOK」を配布。ホタル担当飼育員による解説イベントと内容が連動しており、資料を見ながら解説を聞くことができます。
館内を巡り、宮城県に生息するホタルの図鑑を作れるページもあり、子どもも楽しく学べる内容になっているそうです。
オリジナルの竹ホタルを作る?
「ホタルナイト水族館」限定で「竹ホタル絵付け体験」を楽しむことができます。竹ホタル用に加工された竹に、特殊水性顔料のペンを使って絵付けができるプログラムです。
絵付けした竹は持ち帰ることができ、お好みのキャンドルやライトを入れてオリジナルの竹ホタルにすることができます。
日本の初夏の風物詩に触れる
夏の思い出作りに、初夏の風物詩であるホタルについて、楽しみながら学んでみるというのもいいかもしれません。
詳しくは、仙台うみの杜水族館のホームページで確認できます。
※2025年6月11日時点の情報です
(サカナト編集部)