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高田幼稚園の読書活動 文部科学大臣表彰を受賞

上越妙高タウン情報

上越市立高田幼稚園が行っている読み聞かせや本の貸出しなどの取り組みが、優れた読書活動として認められ、このほど文部科学大臣表彰を受賞しました。県内の幼稚園では唯一の受賞です。

高田幼稚園では絵本の読み聞かせに力を入れています。担任による毎日の読み聞かせのほかに、月に1回地域のボランティア「読み聞かせの会」を招いて読み聞かせをしています。

このほか読み聞かせをきっかけに、絵本に出てくる登場人物になりきって遊ぶ劇も楽しんでいます。

園にはおよそ3000冊の本を所蔵した図書文庫があり、園児は週に1回本を借りられるほか、保護者への貸し出しも行っています。

こうした特色ある読書活動が認められ、初めて文部科学大臣表彰を受賞しました。今年は全国263の学校や図書館などが表彰されたうち、県内では高田幼稚園を含む小中学校や図書館など6団体が選ばれました。園の表彰は今年度から始まり、県内では高田幼稚園が唯一の受賞となりました。

園児は「本が好き。100かいだて(の絵本)読んでいる。本が前よりも好きになった」と話していました。

読み聞かせの会 井上紀子 代表
「(受賞)みんな喜んでくれている、ありがたい。絵本に親しんで楽しんでほしい」

高田幼稚園  瀧口寿美子 園長
「園の活動だけでなく、保護者の協力や地域ボランティアの読み聞かせ支援もあり、みんなで子どもたちを育んでいただいている。それを認めてもらえてうれしい。(本は)語彙も増え思考力も育つし、一番は心が育っている」

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