内野聖陽が松尾芭蕉を演じ、ほぼ一人芝居に挑戦したこまつ座『芭蕉通夜舟』をテレビ初放送
CS放送「衛星劇場」にて、2024年に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演された、こまつ座「芭蕉通夜舟」を、2025年1月11日(土)午後7:30よりテレビ初放送する。
詩人・松尾芭蕉の人生を描く、1983年に初演された井上ひさし作の舞台。ドラマ『きのう何食べた?』や映画『八犬伝』など次々と話題作に出演する俳優・内野聖陽が松尾芭蕉を演じ、ほぼ一人芝居に挑戦。今回、鵜山仁演出・内野聖陽出演で12年ぶりに上演された舞台を収録したものをおくる。
【あらすじ】
1662年春。後の大詩人である松尾芭蕉も、今はまだ料理人として召し抱えられたばかりの詩人の卵である。4年後主君の急死により武士として生きる道を絶たれてしまうが、主君の師匠に見いだされて俳諧の修行を積むことになり、その才能を開花させる。誰よりも早く出世を果たし、売れっ子になっていく芭蕉。しかし、周囲からもてはやされ、金銭的にも恵まれていく日々に、なぜか虚しさを覚える。「私のこの道は、この才能は、こんなことのためにあるのだろうか…」長い苦悶の末、芭蕉はついに自分の人生の意味を見つけ出す。
さらに、こまつ座『夢の泪』、『頭痛肩こり樋口一葉』も放送される。