【ネタバレ】「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話、衝撃のグロシーンに「カットされなかったのが信じられない」マーベルの狂気
マーベル・ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のフィナーレとなる第9話『地獄行き』では、かねてから予告されていたウィルソン・フィスク/キングピンの凄惨な暴力シーンがついに登場した。
思わず目を逸らしたくなるようなグロテスクなシーンについて、演じるヴィンセント・ドノフリオが、初めて脚本で同シーンを読んだ時のリアクションを米に明かしている。
この記事には、「デアデビル:ボーン・アゲイン」第9話「地獄行き」のネタバレが含まれています。
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これがマーベル作品?
衝撃すぎるグロシーンの裏側-->
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(c) 2025 Marvel「デアデビル:ボーン・アゲイン」第9話、衝撃のトラウマシーン
版「デアデビル」も激しい暴力描写で知られ、なかでもフィスクがマフィアの頭を車のドアで粉砕するシーンは、その象徴といえるだろう。
ドノフリオは以前から、続編「デアデビル:ボーンアゲイン」では前作以上に過激な描写があると明かしており、とりわけフィスクには「カットされなかったのが信じられない」ほど衝撃的なシーンがあると。
その問題のシーンは、第9話『地獄行き』の終盤でフィスクがガロ市警本部長を殺害するシーンだ。第8話で銃撃を受けたフィスクは、自警団の令状なしでの逮捕や街の封鎖を命じ、さらには電力網の支配まで試みようとする。この方針に異を唱えたガロは、“忠誠心のない者”とみなされ、特別部隊によってフィスクの元へ連行されてしまう。
ガロがフィスクに「お前はキングピンをやめてない。やめられない」と指摘すると、フィスクは激高してガロの喉を突き、後頭部を殴打。そして両手でガロの頭を圧迫しながら「この街の安全は我々が守る。誰にも邪魔はさせん」と宣言し、まるで素手でスイカを割るかのように、力任せに押し潰す。ガロの頭と顎は原型をとどめないほどグチャグチャになり、目を背けたくなるほど残酷な描写となっている。
この場面を脚本で初めて読んだとき、ドノフリオは「どうすれば、これまで自分が演じてきた(暴力)シーンと差別化できるか?同様のバイオレンス描写がある他の作品とどう差別化するか?」を、まず考えたとのこと。その後、「すぐにプロデューサーや特殊効果チームと話し合い、そのシーンをどう演出すれば、自分が思い描いている身体的な動きを実現できるかを相談した」という。
最終的にその答えを見つけ、「このような描写において、これまで人々が目にしてきたものとは全く異なる表現ができた」と語る。「かなり残酷です。俳優として、このようなことを話すのは少しおかしいかもしれませんが、ただ僕たちは、この番組を他と一線を画すような作品にしたいのです」。
実際に、同シーンは先述の車のドアを使ったシーンを遥かに凌ぐグロテスクさで、シリーズ内はもちろん、他の作品と比較してもかなり過激な描写となっている。視聴者の記憶に残る、衝撃的なクライマックスとなったといえるだろう。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」はで独占配信中。
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