『大阪南港魚つり園』でのサビキ釣りで20cm級アジが連発 小さい針の仕掛けが的中
夏休みに入った。ファミリーフィッシングにピッタリなのが、子どもでも簡単に釣れるサビキ釣りだ。大阪市内でアクセス便利、安全柵があって小さな子どもでも安心な大阪南港魚つり園でサビキ調査をしてきた。
大阪南港魚つり園の魅力
大阪南港魚つり園の魅力を書き出すと、次のようになる。
・大阪市内でアクセス便利
・入園無料(駐車場1日1500円)
・駐輪場無料(バイクも可)
・広い釣り場
・水洗トイレ・手洗い場あり
・売店で軽食や仕掛け、氷など購入可
・レンタルタックル豊富にあり
・安全柵があって小さな子どもでも安心
・釣り未経験者や初心者でも優しいスタッフが丁寧に教えてくれる
このような環境から、土日祝日や長期休みにはサビキ釣りを楽しむ家族の来園者で賑わう。そこで、夏休み直前の7/16と7/18に、先立ってサビキ調査をしてきた。
北エリアでサビキ釣り
7/16、雨上がりの夕まずめに北エリアのサビキ調査を行なった。エサは売店で売っている800円のアミエビ。他にも、手が汚れないチューブ型のアミ姫、3時間もつ大きなアミエビなどの種類があるが、この800円のアミエビはしっかりと目が残っていてよく釣れるという話がある。おおむね2時間もつ。
仕掛けは、近隣の釣具店「Tポート 南港店」で購入した「小アジ専科 ツイストケイムラレインボー」Tポートオリジナル(ハヤブサ)。この仕掛けは釣果がアップするだけでなく、Tポートオリジナル品は枝が2cmと短めになっており、上下の針同士が絡まりにくくストレスフリーで一日中遊べる。特に初心者や子ども用の仕掛けとしてプッシュしたい。
海底付近を狙い20cm級アジ登場
16:47にスタートフィッシング。まずはドンブリカゴにアミエビを多めに入れ、どんどんまいていく。普段は糸を止めてロッドをゆっくり下ろすフォールで喰わせることが多いが、この日の魚はノーリアクション。
そこで、カゴが着底するとすこし底を切って待ってみることに。すると、8秒後に竿先がグンと曲がった。口が切れないようやさしく巻いてくると、それは20cmほどのファーストアジだった。
釣果はアジのみ
その後、3連続キャッチ。4匹目の良型は水面でバラし、しばらく沈黙の時間が続いた。次の時合いは17:45から。順調に追加して、閉園の19:00前までに8キャッチ、バラし多数で調査を終えた。この日の特長としては、釣れる時間と釣れない時間がはっきりしていたこと、みごとにボトムステイでしか喰わなかったこと、そして置き竿の6号針には一切アタリなく、5号針のみで釣れたことだった。
日を改めて南エリアでサビキ釣り
翌開園日の7/18は、南エリアを調査した。スタートは早めの15:16。先のアミエビを2パック購入して挑んだ。前回の結果から、置き竿の針は6号から4号へとサイズダウン。一番下と一番上の針にアピール目的でワームを付けてみた。
フォールで入れ食い
1投目。前回のようにボトムステイで待ってみるも、全く反応なし。そこで、すこし巻き上げて、ボトム付近で先の誘い方……糸を止めてロッドをゆっくり下ろすフォールさせる……をしてみた。読みは当たり、あっさりアジが釣れた。サイズはやはり前回の同じくらいの20cm前後。これ以降も、しばらくは同アクションで入れ食い状態。アジの数を伸ばした。
途中、ボトムでイワシが釣れる時間、豆アジが釣れる時間が入り、置き竿にも数匹掛かったり、ワームに喰ったりと飽きない釣行となった。この日の特長は前回と変わって、フォールでしか喰わなかったこと。そして、針は5号以下が効いた。
ちなみに、ライトゲームのアングラーはアジ、ガシラを釣っていた。この日は爆釣とはいえないものの、これから釣果が上向く気配を感じられた。
(※2024.8.1~2025.3.31まで南のCDEエリアが閉鎖になる予定なので注意。)
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>