安いサツマイモが甘くなる…ラク家事アドバイザー直伝!秋の味覚を簡単においしく食べる裏ワザ
サツマイモを甘くホクホクに仕上げる方法や、今が旬のサンマの骨をきれいにとる方法など…秋の味覚を手軽においしく楽しめる裏ワザを、ラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに教えていただきましたよ。
秘密は冷凍だった!硬い栗の皮をツルッとむく裏ワザ
はじめにご紹介するのは、硬くてむきにくい生栗の皮の剥き方です。
実は生の栗を冷凍すると、硬い皮がツルッとむけるのだそうですよ。
栗を冷凍用の保存袋に入れ、最低でも一晩しっかりと凍らせます。
凍った状態の栗を耐熱ボウルに入れたら、かぶるくらいの熱湯に5分ほどつけます。
冷めたら栗のお尻部分に切り込みを入れて皮を引っ張ると…簡単にツルっとむけました!
もうひとつ、レンジで簡単にできる方法もありますよ。
栗のお尻の部分に切り込みを入れたら耐熱ボウルに入れ、水をかぶるくらいに注いだらふんわりラップをかけます。
栗の数によりますが、大体600Wで2分加熱すればOKです。
安く買ったサツマイモを甘くする裏ワザ
続いては、安いサツマイモを蜜イモのように甘くする裏ワザです。
ポイントは塩水に漬けること。
ボウルに水1リットル、塩大さじ2を入れてサツマイモを最低1時間、大きいものは一晩漬けておきます。漬ける時間が長ければ長いほど甘くなると島本さんは言います。
塩水に漬けたあと、簡単に焼きイモ風にする方法はふたつあります。
ひとつめは炊飯器にサツマイモを入れ、2/3隠れるくらいに水を注いで通常通りに炊飯する方法です。
ふたつめはレンジで作る方法です。サツマイモを水で濡らしたら新聞紙で包み、600Wで2分加熱します。そのあと200Wでさらに8〜10分加熱したら出来上がり。
200Wの設定がなければ、解凍モードや150Wでも大丈夫。その場合は加熱時間を増やしてくださいね。
炊飯器で炊いたサツマイモをいただきます。
糸口アナウンサーは「甘い!ホクホクだ」と驚きの表情です。
塩水に漬けても塩の味はあまりせず、甘みを強く感じられます。
島本さんは、スイカに塩を振ると甘くなるのと同じ原理なのだと話します。
作った焼きイモは冷凍保存ができます。1本ずつラップで包み保存袋に入れて冷凍すれば、2〜3ヶ月はおいしく食べられます。
まとめて作って冷凍しておけば、食べたい時にいつでも焼きイモが楽しめますね。
続いては、梨を甘くする裏ワザ。
買った梨が甘くなかった、なんてことはありませんか?甘くない梨でも、簡単に甘くなる方法があるんです。
保存容器の中に切った梨を1個分入れたら、上から砂糖大さじ1をかけて一晩おくだけととても簡単です。
浸透圧のはたらきによって梨に含まれる余分な水分が外に出ることで、シャキシャキした食感になって甘さも引き立つのだと島本さんは話します。
ブロッコリーの硬い皮を簡単にむく裏ワザ
続いては、ブロッコリーの硬い皮を簡単にむく裏ワザです。
ブロッコリーの茎の根本を切り落としたら、縦半分に切ってラップに包み600Wのレンジで1分加熱します。
粗熱が取れたら、茎の溝の部分に指を入れれば簡単に皮がむけていきます。
捨ててしまいがちなブロッコリーの茎も、この方法ならおいしく食べられて食品ロスも減らせますね。
サンマの中骨をきれいに取る裏ワザ
骨の多いサンマは、そのままでは食べづらいですよね。
最後にご紹介するのは、サンマの骨をきれいに取る裏ワザです。
焼いたサンマをお皿に乗せ、背中とおなかの部分を箸でまんべんなくつまんでいきます。
次に尻尾を切り離し、最後にエラに箸を入れて頭を引っ張れば中骨がきれいに取れますよ。
今回ご紹介した裏ワザで、秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか。
みんテレ10月16日 OA のものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)