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平日でも行列ができる人気店!地元に愛される沖縄そばの名店「てだこそば」定番から変わり種まで楽しめる!(浦添市)

OKITIVE

浦添市でおいしい沖縄そばを食べたいなら、迷わずおすすめしたいのが「てだこそば」。 1993年の創業以来、地元に根ざしたお店として、老若男女問わず幅広い世代に愛されつづけている人気店です。 場所は浦添市立図書館の目の前。てだこホールや浦添市立美術館も近くにあり、お出かけの合間に立ち寄りやすい立地です。 沖縄そばをはじめて食べる方はもちろん、そば通のウチナーンチュも大満足間違いなし!しっかりおいしい、ほっとするような一杯に出会えます。

お昼どきは常に満席!平日でも行列ができる人気の「てだこそば」

私が訪れたのは平日のお昼どき。まだオープン前にもかかわらず、すでに3組のお客さんが店先で待っていました。 ウェイティングボードに名前を書いて待っていると、続々とお客さんがやってきます。 結局、11時の開店と同時に店内はあっという間に満席に。外にはさらに待つ人の列ができていました。 そういえば、以前遅めのランチタイムを狙って15時頃に訪れたときにも、店内ではまだ数組のお客さんが食事中だったような。ピークを過ぎてもひっきりなしにお客さんが訪れていて、地元の人に親しまれている様子が伝わってきました。まさに、愛されつづける名店です。

懐かしく落ち着いた空間が広がる「てだこそば」

のれんをくぐると、昔ながらの温かみのある、ほっとするような空間が広がります。

カウンター席が多く、一人で訪れるお客さんの姿もちらほら。きっと、仕事の合間にふらっと立ち寄る方も多いのでしょう。

さらに、小さなお子さま連れの家族にはうれしい、広めの座敷席が4つ。お子さま用の小さないすも用意されていました。

店内の壁には有名人のサインがずらり。近くにプロ野球のキャンプ地や体育館があるため、野球選手が訪れる機会も多いそうです。 長年地元に愛されてきたお店だからこそ、こうした信頼と人気が積み重なっているのだと感じました。

王道から個性派までそろう「てだこそば」の豊富なメニュー

「てだこそば」では、王道のソーキそばや三枚肉そばはもちろん、サイズも選べるので、お腹のすき具合に合わせて楽しめます。小さなお子さま用の「子供そば」もあるので、家族連れにはうれしいポイントですね。 でも、「てだこそば」の魅力は、王道だけじゃないんです。 メニュー表を見ていると、「トーフそば(マーボー風)」や「納豆そば」など、はじめて聞くような名前がちらほら。思わず「本当に沖縄そばなの!?」と声が出てしまいます。

さらにメニュー表をひっくり返して裏面を見てみると、沖縄そばにはめずらしい「冷やしそば」も種類豊富にラインナップ。暑い夏の日には、ぴったりの一杯なのでは。 いつか全種類制覇してみたくなる、ワクワクするようなメニューが揃っています!

自家製手打ち麺が決め手!「てだこそば」の「ソーキそば」と夏にぴったりの「冷やしよもぎそば」

◇「骨付ソーキそば(中)(800円・税込)」

「てだこそば」といえば、まず味わってほしいのが定番の「ソーキそば」。骨付ソーキと軟骨ソーキと迷いましたが、今回は「骨付ソーキそば(中)」をチョイス。

見た目は白濁したスープで一見こってりしていそうですが、ひと口飲むと意外なほどあっさり。豚骨の旨みはしっかり感じられるのに、重さはなく最後の一滴まで飲み干したくなるやさしい味わいです。 スープは、前日の15時頃からじっくりと仕込みをスタート。時間をかけて煮込むので、豚肉の旨みをしっかり閉じ込めながら、余分な油はていねいに取り除かれています。

ソーキは、しっかり煮込まれていてホロホロ。噛むたびに肉の旨みがじゅわっと広がります。 スープとの一体感もあり、シンプルながら完成度の高い仕上がり。

そして特筆すべきは、「てだこそば」自慢の自家製手打ち麺。 なかはもっちり、外はぷるぷるとした独特の食感で、ちぢれのある平打ち麺がスープをしっかりと絡め取ってくれます。 ほかのお店ではなかなか味わえない麺の食感と風味は、一度食べると忘れられないおいしさ。ファンも多く、わざわざ遠方から通うお客さんもいるほどです。 ◇「冷やしよもぎそば(中)(750円・税込)」

冷やし沖縄そば、いままで食べた経験がありませんでしたが、取材日はまだ4月なのに汗ばむような暑さだったので、「冷たいそばが食べたい!」気分に。 選んだのは、見た目も爽やかな「冷やしよもぎそば(中)」。麺にはよもぎが練り込まれていて、うつくしい緑色が目を引きます。

まずは薬味なしでひと口。ふわっと香るよもぎの風味が鼻から抜けて、ほんのり爽やか。独特な香りがあるよもぎですが、クセがなくてとにかく食べやすい。 もともとしっかりとしたコシがある麺ですが、冷やすとさらに引き締まり、一層もっちりとした食感に。冷やしそばならではの魅力だと思います。

後半は薬味をプラスしていただきました。 香り豊かなよもぎと、シャキッとしたねぎが加わると、口のなかでの香味バランスが一気に引き立って、また違うおいしさに出会えました。薬味との相性も抜群で、あっという間に完食。 よもぎが苦手な方にもぜひ試してほしい「冷やしよもぎそば」、暑い季節にぴったりの一品です。

隠れた人気メニュー「てだこそば」の絶品手作り「ギョーザ」

◇「ギョーザ(430円・税込)」

沖縄そば屋ではなかなか見かけないこちらの餃子、実は知る人ぞ知る、隠れた人気メニューなんです。 注目したいのが、もちもちの手作りの皮。焼き目はパリッと香ばしく、皮の厚みと弾力が絶妙で、ひと口ごとに満足感があります。

一般的な餃子とはひと味ちがい、具材にはひき肉ではなく、大ぶりにカットされた三枚肉がゴロゴロと入っていて食べ応え満点。ジューシーで肉本来のおいしさがしっかり感じられます。 中華風の餃子とは違った、唯一無二の存在。沖縄そばと一緒にぜひ味わってほしい一品です。

地元に愛される「てだこそば」をぜひ体験してみて!

「てだこそば」のお客さんは、地元の人が7割、観光客が3割ほどの割合だそう。 コロナ禍で観光客が少なかったときも、地元の常連さんたちに支えられ、営業を続けてこられたそうです。 2025年5月12日から、定休日が月曜・火曜の週2日に変更されるそうですが、「お店を長く続けていくために必要だから」と話してくれました。 「てだこそばを好きでいてくれるお客さまのためにも、お店を長く続けていきたい」と語る言葉に、地元に根ざし、長年愛されてきた理由がにじみ出ていました。 「てだこそば」は、浦添市で沖縄そばの“定番”と“新しい発見”を両方楽しめる貴重なお店。 はじめての沖縄そばにも、そば通のウチナーンチュにも、自信を持っておすすめできるお店です。 地元の人に愛され、長く続く理由が、一度食べたらきっとわかるはず。 あなたもぜひ、“てだこの味”を体験してみてください!

てだこそば住所

〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1丁目2−2

営業時間

11時~19時(L.O.18時50分)(売切れ次第終了)

電話番号

098-875-5952

定休日

月曜・火曜(2025年5月12日より)

駐車場

あり

クレジットカード・電子マネーの利用

不可

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