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カフェちょこっと 子育て世代の味方に 商工会運営でリニューアル

タウンニュース

浅尾さん(右から2番目)と商工会関係者ら

逗子市が運営する体験学習施設スマイル(逗子市池子)に併設の「カフェちょこっと」が4月28日、リニューアルオープンした。運営が逗子市社会福祉協議会から逗子市商工会に変わり、これまでキッチンカーでの市内イベントなどで出店実績がある「ヒトデ食堂」が営業を担当する。市は安定した経営と、子育て世代が気軽に立ち寄れる店作りに期待を寄せる。

同カフェは2014年の施設開設と同時にオープンした。当初は逗子市社会福祉協議会が運営し、カレー、ピラフ、ホットドッグのような軽食、子ども向けにアイスクリームなどを提供。週末には100人ほど来店することもあったが、平日には1桁の日もあるなど、経営的には苦しい状況が続いた。そこで、店舗経営のノウハウを持つ商工会に運営を任せることで刷新を図ることになった。

ヒトデ食堂はガーリックシュリンプ、ロコモコ、タコライスなどのハワイアンランチを市内のイベントやマルシェで提供してきた。カフェでのラインナップはこれらに加えて、キッズカレー、キッズハンバーグ、キッズシェアバスケットなど子ども向けメニューも充実。会計を子どもに任せる駄菓子コーナーも設けた。

初日に視察に訪れた桐ケ谷覚市長は、「公園界隈は食事ができる場所がほとんどないので、子育て世代の皆さんが気軽に立ち寄れる店になってほしい。経営的には来場者の変動が大きい場所で難しいと思うが、ここで成功すれば、どこにいってもうまくいくと思うので、頑張って欲しい」と期待とともにエールを送った。

独自集客が必要

オープンして約2週間後、店長の浅尾大輔さんによると、土曜・日曜は手待ち時間の集客に課題はあるものの、客席は埋まるという。一方で平日に関しては商売としては成り立たない状態が続く。「もともと公園を訪れる母数が少ないのでSNSを活用するなどして自分で集客する必要がある」と強調する。

「既にリピーターになってくれたお客様もおり、メニューは好評だと思う。デリバリーや、『お母さんたちの要望』を受け、夕方以降の総菜の販売も始めた。地道に顧客づくりをしながら、しっかり認知を広げていきたい」と力を込めた。

セルフ会計の駄菓子コーナー

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