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柔道 八三塾 3人が県大会で入賞 強化選手にも選出

タウンニュース

賞状を手にする(左から)一毅君、石田君、一朔君

厚木市小野の柔道クラブ「八三塾」(関野晴久代表)に通う選手3人が6月16日、神奈川県立武道館で開かれた「2024全国共済カップ神奈川県小学生柔道大会」に出場して上位に入賞した。

同大会は県柔道連盟などの主催。全国共済が特別協力し、強化選手の選考会も兼ねている。5・6年生がA(軽量級)〜D(重量級)の4階級に分かれて争った。

12年ぶり王者輩出

今大会で入賞したのは石田尚義(ひさぎ)さん(三田小5年)、幸地一毅さん(妻田小5年)、幸地一朔(いっさ)さん(妻田小6年)。

石田さんは5年生男子Aクラスに出場。2年生ごろから柔道を始め、「同学年に比べて始めるのは遅かったが、とにかく真面目に練習している姿が印象的」と関野代表は話す。得意技は「素早い動きで相手を翻弄し、足技で相手の体を崩してから背負い投げ」。決勝までの3試合を一本勝ちで勝ち進んた。

決勝では判定までもつれ込む接戦となるも、3-0で勝利をおさめ、自身初の優勝を飾った。石田さんは「優勝することができてうれしい」と喜んだ。

八三塾からは2012年の県大会以来、12年ぶりの王者輩出となった。

5年生男子Cクラスに出場したのは一毅さん。投げ技の一つである内股を得意としており、「相手を持ち上げる瞬間が楽しい」と笑顔で話す。今大会は準決勝まで駒を進め、相手を攻め込むも途中で転倒してしまい、惜しくも決勝進出を逃した。「悔しい気持ちが強い。次は優勝を目指していきたい」と次の大会を見据えた。

一朔さんは6年生男子Dクラスに出場した。得意技は大外刈りで、八三塾ではキャプテンを務める。昨年までは「大会や試合に苦手意識を持っていた」というが、今年は準決勝まで進出。準決勝では相手の猛攻に耐えながらも、体勢を崩してしまい惜敗した。「3位はうれしいけれど、次はもっと上を目指したい」と話していた。

選手の奮闘を見届けた関野代表は「12年ぶりに県王者も誕生して素直にうれしい気持ち。これからも『勝ちに行く』という気持ちを持って練習や試合に臨んでいってほしい」と期待を寄せた。

今大会の上位大会はないが、石田さんは関東の強化選手、一毅さんと一朔さんは神奈川県の強化選手に選出された。今後は代表選手同士の練習や試合を通じ、しのぎを削り合っていく予定だ。

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