【ワンピース】神典 (ハーレイ)と壁画の解釈を考察|第一世界から第三世界まで、イムとの決戦や半月の人と月の人について【ネタバレ注意】
本記事は『ONE PIECE』に登場する「神典 (ハーレイ)」の解説・考察です。個人の解釈が多分に含まれるのでご了承ください。
本記事は『ONE PIECE』単行本最新刊およびジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
神典 (ハーレイ)とは?
神典(ハーレイ)とは、800~900年前に巨人族の子供が描いたエルバフの教典です。国内の僻地にある石化した樹皮に描かれており、その歴的的価値から国の文化遺産に指定されています。
固有名詞が無く、独特な文章構成も相まって難解になっており、エルバフ内でも解釈を巡って議論が勃発していました。また戦争以外の歴史が残されていない筈の中で種族間の交流が描かれてる事から、子供の夢ではないかとも思われていました。
登場人物は主に白と黒で分けられており、数的に「白=一般人」「黒=神」「灰=神と一般人のハーフ」のように描き分けられています。
さらに第三世界が作中の時間軸を指している事から、予言書としての一面も担っています。
エルバフとは
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第一世界=太陽の神ニカの物語
以下は第一世界の要約です。
原文
要約
地に炎あり
人は欲望に負け
禁断の太陽に触れた
人の文明は発達していた
しかし人々は欲望に負けてしまい、神の定めたタブーを犯した
隷人は願い
太陽の神は現れた
奴隷達が救世主を願うと、太陽の神ニカが現れた
地の神は怒り
業炎の蛇と共に世界を死と闇で包んだ
地の神「ウラヌス」も人々に対して怒り、業炎の蛇を遣わしたが、ヤミヤミの能力で月諸共世界を滅ぼしてしまった
彼らはもう会えないのだ
奴隷達は太陽の神ニカと会えなくなってしまった
太陽の神ニカの出現と世界が滅ぶまでの流れが描かれています。
以下からそれぞれの解釈を解説していきます。
第一世界を構成する要素
舞台は月
禁断の太陽と消えない炎(マザーフレイム)
ジョイボーイ(太陽の神ニカ)は奴隷達の救世主
地の神の正体と業炎の蛇
太陽の神ニカの伝承と奴隷が崇める理由
イムと象主に似た存在
エルバフの神話では冥界=第一世界
天歴と海円歴
太陽の神ニカの関連情報
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舞台は月
月が舞台であると示す要素は以下の通りです。
第一世界の舞台が月であると示す要素
上部の大きな月
月の人の特徴、箱舟、古代都市「ビルカ」と似たデザイン
雷を放出する箱舟と、月の壁画に登場する箱舟からインスピレーションを得たとされるマクシムとのリンク
月に関する描写は、扉絵連載「エネルのスペース大作戦」で描かれていました。壁画内容が青い星への移住を試みる月の人なので、月の資源不足と世界の滅亡という点でつながっています。
扉絵の考察
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シャンディアとスカイピアの歴史
ロビンはシャンディアの祭壇を見て「少なくとも1,000年は経過している」と分析していました。シャンディア、スカイピアの住民の特徴も月の人とほぼ一致しており、彼らが月の人の末裔にあたる部族だと裏付けています。
さらにシャンディアでは太陽、森、雨、大地の神の信仰と、代々歴史の本文を守る役割を担っていました。第二、第三世界とも繋がり、神典と非常に関連深い部族です。
禁断の太陽と消えない炎(マザーフレイム)
該当箇所
地に炎あり
人は欲望に負け
禁断の太陽に触れた
人の文明は発達していた
しかし人々は欲望に負けてしまい、神の定めたタブーを犯した
後の記述に「地の神は怒り」とあるので、禁断の太陽に触れた事は神の定めたタブーを犯したようなものであると言えます。消えない炎を開発した件で懺悔するベガパンクとリンクする事から、「禁断の太陽=消えない炎」と解釈できます。
ベガパンク
『これが一つ目の私の罪
永遠のエネルギーを夢見た…この世界を大きく未来へ進めたい一心で…私は「太陽」に…!!近づきすぎてしまった』
出典: 『ONE PIECE』1114話〝イカロスの翼〟
「炎」は前後の文脈的に文明の発達の比喩表現でしょう。
ベガパンクとサテライトの動向
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ジョイボーイ(太陽の神ニカ)は奴隷達の救世主
該当箇所
隷人は願い
太陽の神が現れた
奴隷達が救世主を求めて願うと、太陽の神ニカが現れた
隷人(奴隷)が登場します。前の文章が消えない炎や文明の発達だったので、文明が栄えた結果、身分に格差が生じたのでしょう。
そして魚人族、バッカニア族など過去に虐げられてきた種族は、ジョイボーイを救世主のように崇めていました。ジョイボーイは太陽の神ニカの能力を持つので、奴隷達の願いによって現れた存在は、太陽の神ニカです。
地の神の正体と業炎の蛇
該当箇所
地の神は怒り
業炎の蛇と共に世界を死と闇で包んだ
地の神「ウラヌス」も人々に対して怒って業炎の蛇を遣わしたが、ヤミヤミの能力で月諸共世界を滅ぼしてしまった
古代兵器「ウラヌス」は神の名を持ち、世界を滅ぼす程の能力を宿す点でリンクします。業炎の蛇はカシ神の先祖。カシ神は月と関連深いシャンディアで地母神のように信仰され、畏れられた神です。
死と闇は、特徴と能力の規模からしてヤミヤミの実の能力を指していると考えられます。
古代兵器の考察
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太陽の神ニカの伝承と奴隷が崇める理由
該当箇所
彼らはもう会えないのだ
奴隷達は太陽の神ニカと会えなくなってしまった
第一世界の登場人物は5種類に分けられます。
禁断の太陽に触れた人
隷人
太陽の神
地の神
業炎の蛇
上記の中で友好的な関係と思われるのは隷人と太陽の神のみ。消去法により、彼らとは奴隷達と太陽の神ニカを指してます。
イムと象主に似た存在
黒い体と、細長い王冠はイムの特徴と概ね一致しており、巨大な象は象主を彷彿とさせます。
第一世界が滅びた後の第二、第三世界にもイムと思わしき人物が登場しており、オペオペの実の不老手術が施された人物ではないかと推測されていました。象主も1,000以上前から生息しています。よって、2人は第一世界から今に至るまでの生存者と言えます。
イムの正体
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エルバフの神話では冥界=第一世界
ロキ曰く、エルバフの神話における第一世界とは冥界を指していました。
太陽の神ニカの能力を持つルフィと冥界の獣達が一瞬で打ち解けていた事から、太陽の神を信仰していた人物ともリンクします。よって冥界の獣達は、隷人、もしくは家畜の成れの果てであると考えられます。
エルバフの階層
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天歴と海円歴
ロビンがクロコダイルに連れられて、アラバスタの歴史の本文を解読した際に「天歴」という年号が登場します。
カヒラによるアラバスタ征服…これが天暦239年…
260年 テイマーのビテイン朝支配
306年 エルマルにタフ大聖堂完成
325年 オルテアの英雄マムディンが…出典: 『ONE PIECE』22巻203話〝ワニっぽい〟
他にも海円歴という年号も登場しています。
「月の歴史=天歴」「原初の海賊であるジョイボーイの時代=海円歴」との仮説が立てられます。
第二世界=ジョイボーイの物語
以下は第二世界の要約です。
原文
要約
虚無に息吹あり
森の神は魔を遣わせた
森の神「プルトン」の使役した魔物が、砂漠に新たな命を与えた
太陽は戦火を広げるばかりだ
人々は再びタブーを犯してしまい、太陽の神ニカの能力を持ったジョイボーイは世界中で戦う事となった
半月の人は夢を見た
月の人は夢を見た
虐げられていたDの一族と月の人は、ジョイボーイの目指す世界が実現される日を夢見た
人は太陽を殺し神となり
海の神は荒ぶった
ジョイボーイが殺されてしまい、イムが新たな神となると、ポセイドンは悲しみのあまり暴れ回った
彼らはもう会えないのだ
ジョイボーイとポセイドンはもう会えなくなってしまった
太陽は戦っていた
人が太陽を殺した
その結果、海の神は荒ぶった
これらはジョイボーイの軌跡とリンクします。よって、第二世界はジョイボーイの物語を指しています。また20の王国と戦争した結果、世界が海に沈みました。神典にも世界は二度壊れたとあるので、内容も概ね合致しています。
以下からそれぞれの解釈を解説していきます。
第二世界がジョイボーイの物語を示す要素
森の神の正体と魔物
ジョイボーイはかつて20の王国と戦争していた
半月の人と月の人
海の神の正体
ジョイボーイと魚人族は約束していた
ジョイボーイの正体
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森の神の正体と魔物
該当箇所
虚無に息吹あり
森の神は魔を遣わせた
森の神「プルトン」が使役する魔物が、砂漠に新たな命を与えた
第二世界は第一世界が滅びた後の話なので、虚無とは人類が滅亡して砂漠化した世界。つまりアラバスタ王国を指しています。次の文章が「戦火を広げる」と戦争を表しているので、息吹とは生命の誕生の比喩表現です。
古代兵器「プルトン」は神の名を持ちますが、かつて世界を滅ぼした神という括りではないので、森の神という超常の存在からなぞられた可能性もあります。
古代兵器の考察
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アラバスタ王国の歴史
アラバスタ王国は4,000年以上の歴史を持ち、国王は代々プルトンの所在が記された歴史の本文を守る役割を担います。太古の時代から存在していた裏付けになり、プルトンとも密接なつながりを持っています。
ジョイボーイは、かつて20の王国と戦争していた
該当箇所
太陽は戦火を広げるばかりだ
人々は再びタブーを犯してしまい、太陽の神ニカの能力を持ったジョイボーイは世界中で戦う事となった
第二世界の太陽は明らかに特定の人物を指しています。ジョイボーイは奴隷達の救世主として各地に伝承を残し、太陽の神ニカの能力を持ちます。また前の文章が「息吹あり」と生命の誕生を指していました。
これらから、第二世界も第一世界の人類と同様の過ちを繰り返してしまい、再び身分に格差が生じて奴隷が生み出され、それを救う為に立ち上がったのがジョイボーイと言えます。「戦火を広げるばかりだ」とは、各地で奴隷を救うべく奔走する姿を悪い意味で捉えたと考えられます。
半月の人と月の人
該当箇所
半月の人は夢を見た
月の人は夢を見た
虐げられていたDの一族と、月の人は、ジョイボーイの目指す世界が実現される日を夢見た
半月の人とは、名前の通り月の人のハーフを指していると考えられます。20の王国とジョイボーイの戦争の原因は思想の不一致であり、Dの一族とも敵対関係にありました。夢についてはジョイボーイの意志を継いでいるルフィの夢の果てとリンクします。そして、これまで月とDの関連性は示唆されてきました。
これらから、半月の人の正体はジョイボーイの思想に共感したDの一族と考察します。
Dの一族の考察
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海の神の正体
該当箇所
人は太陽を殺し神となり
海の神は荒ぶった
ジョイボーイが殺されてしまい、イムが新たな神となると、ポセイドンは悲しみのあまり暴れ回った
太陽(ジョイボーイ)が殺されて荒ぶる海の神と言えば、ポセイドンしか該当しないでしょう。
ポセイドンはジョイボーイと何らかの約束を交わしており、友好的な関係を築いていました。そして、ジョイボーイに勝利したのは20の王国で、後身組織である世界政府の王はイムです。ジョイボーイの軌跡と完全に一致します。
古代兵器の考察
【ワンピース】ウラヌスの鍵を握るのはナミ!?古代兵器(プルトン・ポセイドン)の考察・情報まとめ【ネタバレ注意】
ジョイボーイと魚人族は約束していた
該当箇所
彼らはもう会えないのだ
ジョイボーイとポセイドンはもう会えなくなってしまった
「太陽が殺される→海の神が荒ぶる→会えなくなった」という流れで締めているので、彼らとはジョイボーイとポセイドンを指していると見て間違いないでしょう。
第三世界=モンキー・D・ルフィの物語
以下は第三世界の要約です。
原文
要約
混沌に空白あり
800年~900年前の混沌とした時代は歴史の闇に葬られた(空白の100年)
不都合な残影は約束の日を思い出し
月の声を聞く
歴史の本文にあったジョイボーイと魚人族の約束から、月の人を想起させる
太陽の神は踊り、笑い
世界を終末へと導く
ニカの能力に目覚めたルフィが、戦争を終わらせるべく人々を先導する
太陽は回帰し
新しい朝が来る
勝利したルフィによって消えない炎はあるべき場所へと帰され、世界は遂に夜明けを迎える
彼らはきっと会えるだろう
月の人と太陽の神、魚人族とジョイボーイは、それぞれルフィを通して再会するだろう
サウロ曰く「これから起きる現世の話」なので、ルフィの今後の物語を指しているのでしょう。巨大な怪物が太陽を手にしている描写も、消えない炎を利用して世界の支配を目論むイムとリンクします。よって、第三世界はイムと麦わらの一味陣営による決戦です。
また「導く」「新しい朝」「きっと会える」とポジティブなワードが連続している事から、結末はハッピーエンドでしょう。
以下から要点を解説していきます。
第三世界がルフィの物語を示す要素
物語は空白の100年を解き明かす流れにある
ルフィはジョイボーイの意志を継いでいる
太陽の神の顕現
冒険の夜明けと夜明けの旗
ハッピーエンドで締めくくられている
イムの正体
各団体について
物語は空白の100年を解き明かす流れにある
該当箇所
混沌に空白あり
800年~900年前の混沌とした時代は歴史の闇に葬られた(空白の100年)
歴史に関する「空白」に該当するのは、空白の100年。現代では主に空白の100年の究明に焦点が当てられているので、ほぼ確定でしょう。
空白の100年の考察
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ルフィはジョイボーイの意志を継いでいる
該当箇所
不都合な残影は約束の日を思い出し
月の声を聞く
歴史の本文にあったジョイボーイと魚人族の約束から、月の人を想起させる
「空白」「不都合な残影」というワードは、歴史の本文の特徴と合致します。そして歴史の本文にはジョイボーイと魚人族の約束が綴られていました。第二世界ではジョイボーイと思わしき人物が戦い、月の人は太陽に対して夢を見ていたので、約束と月の人の夢はほぼ同一です。
まとめるとジョイボーイと魚人族の約束が綴られた歴史の本文を通して、月の人の願いを聞いたと解釈できます。
太陽の神の顕現
該当箇所
太陽の神は踊り、笑い
世界を終末へと導く
ニカの能力に目覚めたルフィが、戦争を終わらせるべく人々を先導する
ほぼ原文通りです。
「終末」というネガティブなワードが用いられていますが、「第一、第二世界から続いた禍根に終止符を打つ」という意味で用いられていると考えられます。
ルフィと太陽の神ニカの関連情報
【ワンピース】ジョイボーイの正体の考察やルフィとニカの関連など情報まとめ【ネタバレ注意】
冒険の夜明けと夜明けの旗
該当箇所
太陽は回帰し
新しい朝が来る
勝利したルフィによって消えない炎はあるべき場所へと帰され、世界は遂に夜明けを迎える
回帰とは元の正しい場所に帰るという意味なので、第一世界にあった禁断の太陽に触れた件を指している考えられます。
「新しい朝」には「明るい未来」や「新たな人生」などを連想します。これらは天竜人という支配者から解放された世界を指しているのでしょう。またイムとの決戦にも勝利したと見て間違いないでしょう。
ハッピーエンドで締めくくられている
該当箇所
彼らはきっと会えるだろう
月の人と太陽の神、魚人族とジョイボーイは、それぞれルフィを通して再会するだろう
第一、第二世界から転じて、ようやくハッピーエンドで締めくくられています。『ONE PIECE』の各パートも毎回大円団で終わるのが恒例でした。
第三世界の登場人物は太陽のみなので、太陽に所縁のある人種、種族との再会を指していると考えられます。
イムの正体
イムは黒くて禍々しい四本指の動物のような見た目に変身していました。第三世界の怪物も黒く四本指で、消えない炎をベガパンクから奪うなど、特徴が一致します。
また第一世界にもイムに似た人物が登場しており、象主と思われる生物の上に立っていました。これらから禁断の太陽に触れた本人、もしくはその家系との関連が示唆されています。
イムの正体
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各団体について
第三世界では太陽の神ニカの他に、以下の人物の特徴と似た者が描かれています。
鉄の巨人「エメト」
ロキ(古代巨人族)
キング(ルナーリア族)
アラバスタ王国の船とビビ
ラブーン(アイランドクジラ)
しらほし(人魚姫)
海王類
トンタッタ族
ミンク族
巨人族
ワノ国の侍
5種類の海賊船(世界政府の船と麦わら大船団)
世界政府の船を除けば、ほぼ麦わらの一味陣営です。多様な種族、部隊が登場する大規模な戦闘模様を表しています。
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かつてルナーリア族は神と呼ばれていた
ルフィはこれまで多種多様な種族を仲間に加えています。しかし、未だにルナーリア族と天竜人が含まれていません。ルナーリア族にもジョイボーイを救世主とした伝承が伝えられており、神典の通り今後仲間に加わる可能性が高いです。
世界政府と思わしき船からは一名だけ身を乗り出していたので、土壇場で天竜人が寝返る可能性もあります。
まとめ
神典には物語の核心に迫る情報が大量に含まれていました。
最終回はルフィ達にとってご褒美にあたるようなものであると尾田栄一郎本人から語られていたので、第三世界の決戦は、恐らくラフテル沖合でしょう。最後は海賊らしく大規模な海戦が繰り広げられ、地上部隊は麦わらの一味や五老星などの主要メンバー同士の戦闘かもしれません。
第一世界におけるヤミヤミの実の能力と思われる蛇も興味深く、黒ひげの立ち回りも見逃せません。
またいずれも月が焦点に当たっていた事から、エネルの再登場が期待されます。懸賞金は推定5億ベリーと判定されて最早一味の幹部にも劣りますが、マクシムが空島を滅ぼせるだけの威力を持つと考えると、どの勢力にも属さない独立部隊として意外な形で活躍するかもしれません。
本記事の内容は攻略大百科編集部が独自に調査し作成したものです。
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