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「足元から平和を」 鐘つき 多摩区・長念寺に40人

タウンニュース

鐘をつくたま九条の会の森田忠正さん

多摩区登戸にある浄土真宗本願寺派寺院・長念寺(小林泰善住職)で9月9日、第15回「平和の鐘つき」が開催された。

戦争の放棄などを定めた日本国憲法第9条にちなみ、毎年「9月9日午前9時9分」に、世界平和を願い鐘をつく取り組み。たま九条の会が主催し、生田9条の会・すげ9条の会・のぼりと9条の会が共催した。

当日はたま九条の会の田代浩一共同代表(81)が、境内に集まった約40人の前で憲法前文の一部を読み上げ、「足元から平和を一歩一歩進めていきたい」と呼びかけた。鐘つきが始まると参加者が一人ずつ「戦争の準備ではなく、平和を作る努力、外交を」「9条を守り、平和を守り、人権を守りましょう」「軍事費を削って社会福祉、防災にまわせ」などと思いを声に出し、鐘をついた。

終了後は本堂に移動。小林住職があいさつをした後、浄土真宗本願寺派・延立寺(八王子市)の前住職で、NPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長の松本智量さんが講話した。

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