ロンジン、デュアルタイム腕時計誕生100周年記念モデルが登場
スイスの名門時計ブランド、ロンジンが、ブランド初のデュアルタイムゾーン腕時計誕生から100周年を記念し、新作「スピリット Zulu Time 1925」を発表。6月14日(土)の全国の正規販売店での発売開始に先駆け、ロンジン直営店および一部の正規販売店にて先行発売されている。その名に刻まれた「Zulu」とは、グリニッジ標準時(GMT)を示す国際無線用語。本作は、ロンジンのパイオニア精神と現代のクラフツマンシップが融合したタイムピースに仕上がっている。
ステンレススティール製ケースの39mmという控えめなサイズは、洗練を極めた近年のトレンドにも合致。ベゼルにはローズゴールドのキャップインサートをあしらい、グリニッジ天文台の本初子午線に着想を得たディテールで格調を添える。実用性と美意識を高次元で両立するあたりに、ロンジンらしい“控えめな品格”がにじみ出る。マットブラックのダイヤルには、ローズゴールドカラーの針とインデックスを配し、優れた視認性と洗練を両立。6時位置には「1925 – 2025」の文字が控えめに刻まれ、記念モデルならではの風格を湛えている。ムーブメントは、ロンジン独自の自動巻きキャリバーL844.4。シリコン製ヒゲゼンマイと耐磁性部品を採用し、COSC認定を取得。約72時間のパワーリザーブを誇る高精度ムーブメントである。
時を越えて受け継がれるロンジンの技術と美意識が、静かに輝きを放つこの1本。絶妙なサイズ感と複数のタイムゾーンを自在に操れるGMT機構の組み合わせは、世界を渡り歩くビジネスパーソンにこそふさわしい。
text:the rake