上川町中部町会 知って 地域サークル 祭会場に活動紹介パネル
上川町の田守神社で8月24日(土)と25日(日)に開催される上川町中部町会の町民祭(夏祭り)に向けて、地元サークルらが準備を進めている。製作しているのは、会場に飾る「活動紹介パネル」だ。
同会では地域で活動する団体を知ってもらおうと、2013年から祭り会場の一角に活動紹介のパネル展示コーナーを設けている。今年も高齢者サロンや民踊流し愛好会、町会の防犯部など約15団体が、日頃の活動の様子やイベントの告知、会員募集などを盛り込んだパネルを制作して掲示する。
25日には同神社の例大祭も行われ、市の指定無形民俗文化財「田守神社の獅子舞」が奉納される。江戸時代後期に始まったとされる豊作を願い舞う獅子舞で、別名「雨乞い獅子」。日本遺産「霊気満山高尾山」の構成文化財でもある。今年も奉納にむけて、小学6年生からベテランまでの舞い手や笛方、唄方らが熱心な稽古を重ねている。保存会の栗原昌一会長は「田畑がたくさんあった昔は豊作を祈願するものだったが、今は皆さんの健康を願い舞っている。稽古の成果を、ぜひ多くの方にご覧いただければ」と話している。奉納は午後1時から。