【中央区・中華 若林】2025年夏の新作! 青サンショウのシビ辛“よだれ鶏”進化形が登場
浜松市中央区にある「中華 若林」。福島の四川料理店で20年修行した店主が手がけるこだわりの店です。手間暇かけて作られた2025年夏の新作メニュー「藤椒鶏(テンジャオヂィ)」を調査しました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ四川料理の伝統と創作が融合する注目店
浜松市中央区若林町にある「中華 若林(ルーリン)」。
JR浜松駅から車で西へ11分ほどの住宅街にあり、黒い外観が目を引くお店です。
福島の四川料理店で20年修行した店主が地元浜松に戻って開業したお店。
店内はシンプルでアットホーム、気軽に通えそうな雰囲気です。
いつ来てもお客さんが求める味を提供しつつ、ちょっと珍しい創作中華にも力を入れています。
「豚バラの酢豚・黒酢(2500円)」は、人気メニューのひとつです。
シビ辛! 青サンショウの爽やかな香りが特徴
自慢のメニューは、2025年夏の新作「藤椒鶏・テンジャオヂィ(1500円)」。ディナーのみの提供です。
ゆでた鶏肉に青サンショウを加えたしょうゆベースのタレをかけ、2種類の唐辛子をトッピング。
食感も楽しめるよう、鶏肉の下にはタマネギも敷かれています。
四川料理をアレンジした一品。
珍しい名前、すてきなビジュアル、一体どんな味がするんでしょうか。
一口食べてみると、まず四川料理独特のピリピリ感があり、シビ辛系です。
香りが華やかで、柑橘系の香りも感じます。
中華 若林 店主・寺田隆志さん:
青サンショウを使った料理です。赤いサンショウとは違い爽やかな香りが特徴です
青サンショウの爽やかな香りとマイルドでピリッとした辛みが絶妙です。
柔らかさの中にかみ応えもある鶏肉も絶品。味が染み込んでいて味わい深いです。
手間暇かけた丁寧な調理法
ポイントは手が込んだ丁寧な鶏肉の下味。
若林・寺田隆志さん:
一度サッとボイルして、その後氷水に浸けてから塩鹵水(エンルースイ)という塩のタレと香辛料で鶏肉を煮込みます。そうすることで鶏肉に味が染み込み、おいしくなっていると思います
鶏肉の皮もおいしいんです。
若林・寺田隆志さん:
塩のタレに浸けた後に干しているので、皮はパリッとした感じに仕上がっています
手間暇かけて作られているのが分かります。
鶏肉の皮のおいしさと、身のおいしさをダブルで味わうことができるのも魅力。
下に敷かれているシャキシャキのタマネギを一緒に食べると、また違った食感を楽しめます。
もちろん、タマネギにもしっかりタレが染み込んでいます。
よだれ鶏をさらに進化させたような逸品です。
フライパンで温めて香り引き出す青サンショウ油
フルーティーな香りを出す青サンショウ油。
おいしさのポイントは、フライパンで温めてから唐辛子にかけること。
この一手間で青サンショウの香りや爽やかな辛みをキープし、日本人でも食べやすい味付けに仕上がっています。
料理の工程一つ一つに店主のこだわりを感じました。
夏の暑さを吹き飛ばす爽やかな辛さが特徴の藤椒鶏(テンジャオヂィ)は、この夏ぜひ試してほしい逸品です。
2025年8月17日~22日まではお盆休みなので、お出かけの際はご注意ください。
■店名 中華 若林
■住所 浜松市中央区若林町2819-3
■営業時間 11:30~ライスがなくなり次第終了 17:30~21:00
■定休 月・第3日火
■問合せ 053-456-0101
■駐車場 9台