介護施設入所者のキャッシュカード盗み1020万円引き出す 上越市板倉区42歳女 金はSNSに課金
妙高警察署は2025年8月26日までに、新潟県上越市板倉区田屋の無職女(42)による連続窃盗事件の捜査を終え、新潟地方検察庁高田支部に書類送致したと発表した。女は当時勤務していた妙高市内の介護施設の入所者から盗んだキャッシュカードで、現金を引き出して盗む行為を繰り返し、逮捕事実を含め55回の払い出しを行い、被害額は計1020万円に上る。
女は5月14日、入所者のキャッシュカードを使って2回にわたり、現金40万円を引き出して盗んだ疑いで、6月3日にはこの入所者が不在の居室に侵入し、キャッシュカード1枚を盗んだ疑いで、同署に逮捕されていた。
その後の余罪捜査で、この入所者のキャッシュカード1枚を使い、3月中旬から4月上旬までの間、妙高市や上越市内のコンビニエンスストアのATMから53回にわたり、計980万円を引き出していたことが明らかになった。
同署によると、女は容疑を認めており、盗んだ金のほとんどをSNS上での課金に充てていたという。