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【夜になるとリスクが増大!】足場の悪いリバーシーバス釣り場に注意しよう

TSURINEWS

難しい場所こそ釣れるけど……(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

釣り場でよく聞く「足場が悪い場所」。慣れた釣り人であればこれがどういう所を指すのかすぐにわかる。だが、釣りに慣れていない初心者や、違うジャンルの釣りを始める人にとっては、なんとなくわかっていても実際にはどういう所なのかがいまいちわからない。特にシーバスフィッシングは、海と川の両方でやる人も多い。そこで、この記事では河川のシーバスフィッシングにおいての「足場の悪い場所」これをおさらいしてみよう。

釣りをする足場の安全とは

どんな釣りでも地面があって、そこに立ったり座ったり寝そべったり?して釣りをする。特にシーバスを始めとするルアーフィッシングは、キャストが重要だ。なので、この足場を固めることは釣果を左右すると言ってもいい。

しかし、絶対に狙いたいポイントに限って足場が悪かったりする。ぬかるんで滑ったり、護岸が崩れていたり、謎の大穴が空いていたりと、ここに立ってキャストするなんて無理!そんな場所が多い。だから釣れるのかもしれないが、危険と隣り合わせではリスクの方が大きい。例え慣れていても、逆にその油断が思わぬ事故に繋がったりするものだ。

では、いったいどんな足場が危険なのか、時間帯も含めて次に詳しく紹介しよう。

危険な時間帯と場所

さて、ここからはシーバスフィッシング、特に陸っぱりにおいての危険な足場と時間帯も合わせて説明していこう。これはあくまで筆者の目線からなので、「こんな場所もあるんだな」くらいに見てほしい。

水で滑る場所

これは地方の河川にありがちだが、足場が低く、潮の干満で水没する場所がある。また、雨の後などで濡れていて、そこにコケなどが生えていると余計に滑る場所も存在する。

足場が水没する(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

滑るだけならまだ良いが、万が一落水したり、ヘドロ帯にハマったら大変だ。間違いなくケガをしたり、人を呼んだりしなくてはならなくなる。そうなればその日は釣りどころではなくなってしまう。

足場が滑る(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

見えにくい変化がある場所

何でもない護岸でも急に狭くなっていたり、土が盛り上がって傾斜になっている場所がある。

足元は見えにくい(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

具体的には、地震などでひびが入って工事した箇所や、草木で覆われていて地面が見えないような場所だが、特に足元の傾斜は見えにくいので慎重にならないといけない。

急斜面も注意!(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

また、何かしらで陥没している所もあるが、草木や枯れ葉で見えにくい場合が多いので、要注意だ。

謎の穴も注意(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

排水溝

排水溝?と思うかもしれないが、これが1番怖い。なぜならこの排水溝周りは、シーバスの絶好のポイントで近付くことが多いからだ。

排水溝も注意(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

普通の土管タイプならそれほど危なくないが、側溝タイプで深さがある排水溝は注意が必要だ。日中の釣りでも足元の確認は絶対で、夜間はヘッドライトの明かりがあっても慎重にならないといけない。万が一落ちてしまうとケガをするのはもちろん、大切なタックルも壊してしまう。

夜間は特に注意!(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

夜釣りはリスクが上昇

このように、やはり日中よりも夜間の方が足場の危険は増すことが誰にでもわかる。暗いので当たり前だが、シーバスフィッシングは夜間がメインだ。ヘッドライトが明る過ぎても魚に警戒心を与えてしまうが、暗くて足場の安全がわからないようではダメだ。

無理して乗るな!(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

特に経験の浅い初心者や、始めて攻略する場所ではベテランでもしっかり確認が必要だ。釣りに夢中になると、思わぬリスクが足元にあることを忘れてしまいがちだが、ケガをして釣りに行けなくなったりタックルを壊してからでは遅いのだ。

安全対策は油断をしないこと

こうして足場の安全対策をあらためて考えてみると、初心者もベテランも気を付けないといけないのがわかる。筆者もシーバスフィッシングはそれなりに長い期間やっているが、危ない場面に何度も遭遇してきた。そして、そのほとんどが足周りのトラブルだったと思い出した。例えベテランであっても、自分は大丈夫だという油断や、ちょっとしたスキに「足元をすくわれる」ものだ。

足場が変化している(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)

釣りは自然相手の遊びなのだから、万が一が起きても大丈夫なように、ライフジャケットや消毒薬など、最低限の安全対策や備えは必要だ。

<宮坂剛志/TSURINEWSライター>

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