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江戸時代でも繁盛していた「レンタル」店。現代では意外な「人気商品」【1分でサクッと読める雑学】

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江戸時代でも繁盛していた「レンタル」店。現代では意外な「人気商品」【1分でサクッと読める雑学】


テレビ番組でも活躍中のクイズ作家・近藤仁美さんが集めた珠玉の雑学をご紹介。「ピラミッドの頂上にはカフェがあった!?」「ゆで卵は頑張れば生卵に戻せる!」など、知ればきっと誰かに教えたくなること間違いなし!『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』に収録の雑学を厳選。ちょっとした話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。


※本記事は近藤仁美著の書籍『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)から一部抜粋・編集しました。


江戸時代には、〇〇レンタルが盛んだった!


レンタルショップは、礼服など普段は使わないものや、買わずとも一度は読んでおきたい本などを借りるのに便利だ。このようなサービスはいまに始まったことではなく、古く江戸時代には損料屋といって、鍋釜から布団まで様々なものを借りられる店が存在した。


当時人気だったレンタル品のひとつには、ふんどしがある。江戸の庶民は下着なしで着物を着ることも多かったようだが、祭りで服をからげるときや遊郭に遊びに行くときには見栄えのよい下着が必要となる。布が貴重な時代、きちんとしたふんどしは意外と高かった(現代の価値にして1本6000円程度)。そのため、自前で用意するよりも必要なときだけ借りようという発想になるわけだ。また、損料屋でレンタルした場合、洗わずにそのまま返せば先方が洗濯してくれる。そのような便利さ・手軽さから、ふんどしレンタルは多くの人に利用されていた。

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