海外旅行に必須!タクシー配車アプリ「Uber(ウーバー)」の登録・利用方法
海外旅行中の移動手段として、近年急速に普及しているライドシェア配車アプリ。なかでも、Uber(ウーバー)は、世界の1万を超える都市で広く利用されている人気の配車アプリです。行き先の指定から支払いまでをアプリ上で完結できるため、ドライバーと価格交渉でトラブルになることを防ぐことができます。この記事では、海外旅行に欠かせないUberの登録方法や使い方を詳しくご紹介します!
タクシー配車アプリ「Uber」(ウーバー)とは?
Uberはアメリカ・サンフランシスコで生まれた配車アプリで、現在は日本を含む世界の1万を超える都市と700ヵ所以上の空港で広く利用されています。使い方は簡単で、アプリに目的地を入力して検索すると、周辺にいるドライバーと自動でマッチングし、指定した乗車場所でピックアップしてもらえます。支払いもアプリ内で行うことができるため、配車から決済までのすべてがアプリ上で完結します。また、Uberアプリは日本語に対応しているため、言語に不安がある人でも使いやすい点も魅力。
Uberが使える都市と空港リスト
Uberは、世界の1万を超える都市と700ヵ所以上の空港で使用ができ、以下は利用可能な都市や空港の一例です。詳しくは、Uberがサービスを提供している都市リストと空港リストをチェックしてみてください。
ドイツ
ベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)、フランクフルト空港(FRA)
フランス
シャルルドゴール空港(CDG)、オルリー空港(ORY)
イギリス
ロンドン・シティ空港(LCY)、ガトウィック空港(LGW)、ヒースロー空港(LHR)、スタンステッド空港(STN)
スペイン
マドリード・バラハス国際空港(MAD)
タイ
スワンナプーム国際空港(BKK)、ドンムアン空港(DMK)、プーケット国際空港(HKT)など
香港
香港国際空港 (HKG)
アメリカ
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)、ダニエル・K・イノウエ空港(HNL)、ハリーリード国際空港(LAS)など
Uberを利用する4つのメリット
海外旅行中の移動手段として重宝されるUberですが、Uberを利用するメリットはおもに4つあります。
①ドライバーとの会話が不要
Uberでは、配車や支払いがすべてアプリ上で完結するため、ドライバーとの直接のやりとりを最小限に抑えることができます。したがって、言語に不安がある人でも安心して利用できます。
②目安料金が事前に分かる
Uberを利用すると、予約を確定する前に目安の料金が計算されます。目的地に到着して降車した時点で最終的な料金が計算され、設定した支払方法で決済が行われます。「ぼったくり」や「メーターが起動されていない」など、海外旅行でよくあるタクシー関連のトラブルを防ぐことができるので、安心して利用が可能です。
③ドライバーの質が高い
Uberに登録されているすべてのドライバーは、身元を確認するUber社の審査を受けているため、一定のサービスの質が担保されています。また、ドライバーとユーザー間の相互評価システムが導入されているため、ドライバーの評価を参考にしながら利用することができます。
④希望の車種が選べる
Uberでは用途に合わせて希望の車種を選ぶことができます。一般的なグレードの車種(1~4人乗り)でお手頃価格で利用できる「UberX(ウーバーエックス)」や比較的新しい車種(1~4人乗り)で足元のスペースが広い「Uber Comfort(ウーバーコンフォート)」、最大6人まで利用できる大型車の「UberXL(ウーバーエックスエル)」など、用途に合ったタイプの車を選択できます。
Uberの登録方法
ここからは、Uberのアカウント登録方法を解説します。登録は、旅行前に日本で済ませておくと安心です。なお、登録はSMS(ショートメッセージ)を受信できる環境で行いましょう。以下の画像を参考にしながら行ってみてください。
1.アプリをダウンロード
まずは、UberのアプリをApple StoreやGoogle Playから無料でダウンロードします。携帯電話番号、Appleアカウント、Googleアカウント、メールアドレスのいずれかで登録ができます。なお、日本の携帯電話番号で登録する場合は、日本の国番号「+81」を選択し、電話番号は頭の0を省いて入力しましょう。
登録情報を入力すると、SMSもしくはメールアドレス宛てに4桁の認証番号が送られてきます。アプリ画面に戻ってコードを入力します。
次に、氏名を入力し、Uberの利用規約に同意すると登録は完了です。
Apple StoreはApple Inc.の商標です Google PlayはGoogle LLC の商標です
2.支払い方法を登録
「アカウント」情報から「お支払い方法」を選ぶと、デフォルトでApple Payと現金が登録されています。「お支払い方法を追加する」を選択すると、クレジットカードやデビットカードなどを登録できるので、希望の支払い情報を追加しましょう。
Apple PayはApple Inc.の商標です
Uberの使い方
それでは実際にUberを使ってみましょう。Uberの利用にはインターネット接続が必要なので、現地のeSIMカードを設定するなど通信環境を整えてください。また、アプリ使用中はGPSをオンにしておきましょう。
1.目的地を設定する
今回は、フランスのパリで利用すると仮定し、パリの「パリ北駅(Gare du Nord)」から「エッフェル塔(La Tour Effel)」までの乗車を例に説明します。
まずは、アプリのホーム画面にある「配車を依頼」をタップし、「お迎えの場所」に乗車場所である「パリ北駅」と入力し、「行き先は?」に目的地の「エッフェル塔」と入力します。この時、日本語・フランス語どちらで入力しても問題ありません。
2.希望の車種を選ぶ
乗車場所と目的地を入力すると、「車種」「料金」「到着時間の目安」「支払い方法」「ルート」が表示されます。Uberでは、金額や車のサイズ、到着時間などにより、さまざまな車種が用意されています。以下は一例です。
・UberX(ウーバーエックス):一般的なグレードの車種(1~4人乗り)で、お手頃価格で利用できるスタンダードな車 ・Uber Comfort(ウーバーコンフォート):比較的新しい車種(1~4人乗り)で、足元のスペースが広い車 ・UberXL(ウーバーエックスエル):最大6人まで利用できる大型車
車種によって乗車可能人数なども変わるので、好みにあった車種を選択しましょう。また、この画面で希望の支払い方法も選ぶことができます。乗車を確定すると近くにいるドライバーと自動でマッチし、ドライバーの情報(車のナンバーや車種、ドライバーの顔写真、評価など)が表示されます。
3.車のナンバーを確認し乗車
ピックアップを待つ間は、GPSでドライバーの車の現在地を確認することができます。Uberは一般車を利用しているため、ドライバーの車種や車のナンバーを参照しながら、自分が手配した車かどうかを判断しましょう。
車が到着したら、ドライバーに挨拶をして車に乗り込みます。目的地はアプリ上ですでにドライバーが把握しているため、再度伝える必要はありません。目的地に到着したらお礼を伝え、下車します。支払いは、設定した方法で決済が行われ、キャッシュレスを選んでいる場合はアプリ上で支払いが行われます。
まとめ
Uberは、世界の1万を超える都市で利用できる国際的な配車アプリ。海外旅行においても、今や配車アプリは必要不可欠な交通手段のひとつになってきています。Uberは手軽に使えて便利なので、ぜひこの記事を参考に、Uberを活用しながら海外旅行を楽しんでみてください。
よくある質問
TEXT by 地球の歩き方編集室