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趣味が詰まった理想の空間!読者が作った究極のホビールーム3選 

チイコミ!

趣味が詰まった理想の空間!読者が作った究極のホビールーム3選 

あなたが思い描く理想の趣味空間とはどんな場所ですか?

今回は、読者の皆さんから募集した「自分だけの趣味部屋」をテーマに、3名のこだわりが詰まったホビールームをご紹介します。トレーニングに打ち込むためのジム、ぬいぐるみが並ぶ癒やしの空間、そしてアウトドア気分を満喫できる自作BBQルーム。それぞれのオーナーが語る部屋づくりのポイントやこだわりをぜひご覧ください!

(1)自宅で本格トレーニング!理想のトレーニングルームを作ったこだわりとは

「家でも本格的なトレーニングをしたい!」そんな思いから、今回取材したK.Sさんは、新築一軒家を建てる際にトレーニングルームを設計しました。2022年に購入したこの住まいには、6畳のトレーニング専用スペースがあり、まるでジムのような環境が整っています。

新居を購入するにあたり、近くにジムがないことから「家で本格的なトレーニングができる環境を整えよう」と決意。そこで、建設時に 床を補強し、梁を増やすことで、大型トレーニング機器を設置できるよう工夫しました。

トレーニングルーム

トレーニングルームには、アイロテックマスキュラーセットR140といった本格的な機器を導入。これには奥様も驚かれたそうですが、「一度そろえてしまえば、ジムに通う手間が省けるし、トレーニング環境として最高の空間になる」とK.Sさん。

アイロテックマスキュラーセットR140

K.Sさんは、毎日欠かさずトレーニングを行っています。朝は子どもとの時間を優先し、昼は仕事に集中。夜10時から12時の間に1時間半ほどトレーニングを行うのが日課です。夜の時間帯は家族が寝ているため、器具の音を最小限にするよう工夫。そのため、ゆっくりとした動作でトレーニングを行っており、「結果的に筋肉への負荷が高まり、良いトレーニングになっている」と話します。

トレーニングの効果を最大限に引き出すため、日ごとに鍛える部位を決めてローテーションを組んでいます。具体的には、胸を重点的に鍛える日、肩と背中を鍛える日、腕を鍛える日を設け、下半身は毎日欠かさずトレーニングを行っています。筋肉はトレーニングによって一度傷つき、回復することで成長するため、同じ部位を連続して鍛えないよう意識しているそうです。

K.Sさんが最も気に入っているのは、自分でDIYしたマググリップの収納棚。

マググリップ

「マググリップがきれいに並んでいると、モチベーションが上がるんです。見ているだけで惚れ惚れします」

マググリップを付けてトレーニングするK.Sさん

また、ネットで購入した懸垂器具も重宝しているアイテムのひとつ。手の持ち方を変えることで、異なる筋肉を鍛えられるため、背中や腕のトレーニングに活用しているそうです。

すごい!

現在はトレーニングルームとして活用している6畳の部屋ですが、将来的には子どもの部屋にする予定。子どもが成長し「自分の部屋が欲しい」と言ったタイミングで明け渡すとのこと。「その頃には近所に良いジムができていてほしいですね」とK.Sさんは笑います。

K.Sさんがトレーニングを続ける理由は、「健康でいるため」。

「歩くスピードや体力に自信が持てるようになったし、日常生活のちょっとした場面で“やっていてよかった”と実感します」トレーニングルームでお気に入りの音楽を聴きながら汗を流す時間は、K.Sさんにとって最高のリフレッシュタイムになっているのです。

(2)レッサーパンダ愛が詰まったコレクションルーム

大好きなレッサーパンダに心を奪われた風子(ふうこ)さんの部屋にお邪魔しました。部屋に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは圧倒的な数のレッサーパンダのぬいぐるみ。その数、なんと約200体にのぼるといいます。

風子さんのコレクションルーム

取材に応じてくれた風子さんは、幼少期から大好きなレッサーパンダとともに過ごしてきたそうです。小学生や中学生の頃から少しずつ集め始め、当時はまだレッサーパンダのグッズが少なかったため、貴重な存在だったとのこと。

「昔はぬいぐるみ売り場に行っても、アライグマやジャイアントパンダはいるのに、レッサーパンダはいなかったんです。でも、最近はどこに行っても見かけるようになりましたね。」とうれしそうに語ります。

帰ってきたら自然と「ただいま」と。部屋にこの子たちがいるからこそ、迷うことなく言える

2007年頃からは、大好きなレッサーパンダをもっと知りたい、見たいという思いから全国の動物園を巡るようになったそうです。特に千葉市動物公園のレッサーパンダに魅了され、頻繁に訪れるように。
「千葉市動物公園は展示スペースが広く、高低差のある環境でレッサーパンダたちが活発に動いていました。他の動物園では寝ていることが多いですが、ここでは走り回る姿が見られてすごく魅力的でした」と話します。

千葉市動物公園のレッサーパンダ「風太くん」の子どもが生まれるたびに、その子に似たぬいぐるみをお迎えしました

最初は数体を棚に並べる程度だったそうですが、ある日、ぬいぐるみを一堂に集めてみたところ、その魅力を存分に楽しめることに気づき、ぬいぐるみ専用ルームを作ることに。

「一度すべてのぬいぐるみやグッズを並べてみたんです。それを見て、しまっておくよりも飾ったほうがいいなと思って。どうせ場所を取るなら、思い切ってディスプレイしようと決めました」

お気に入りの表情がいつでも見えるようにディスプレイ。大好きな子たちと目が合うと、自然と笑顔に
安全面を考え、高い場所にはやわらかい収納棚を使用。こまめな掃除で、いつでも清潔に保っています

現在では、レッサーパンダのぬいぐるみはもちろん、関連グッズも多数所有。コレクションには保存用と実際に使用するものがあり、使い分けをしているそうです。

トートバッグやファイルなどのグッズ販売も

取材の最後に「これからも大好きなレッサーパンダの魅力を発信していきたい」と話してくれた風子さん。愛情を持って集められたぬいぐるみたちが、部屋いっぱいに幸せな空間を作り上げていました。

大好きなレッサーパンダに心を奪われた風子さんの、愛と情熱が詰まったコレクションルーム。そこには、長年の想いがぎっしりと詰まっていました。

風子さんのホームページ/https://fuutaas.com/

(3)2階のベランダに手作り!進化し続けるバーベキュールームのDIYライフ

「家にいながらアウトドア気分を楽しみたい」――そんな思いから生まれたのが、今回ご紹介する手作りのバーベキュールームです。アウトドアが好きで、以前はキャンプによく行っていたというE・Dさん。自宅のベランダにこだわりの空間を作り上げました。

アウトドアを自宅で楽しめる空間として誕生したバーベキュールーム

もともとは車庫でバーベキューを楽しんでいたものの、家族や友人が集まりすぎて賑やかになりすぎたため、新たなスペースとしてベランダにバーベキュールームを作ることにしたそうです。

作成途中の写真を見ると、ベランダの上に設置されていることがよく分かります。

ベランダに設置されたバーベキュールームの作成途中の様子(提供写真)

この空間はDIYで作り上げたもので、デザインや設計には細かい工夫が施されています。「テーブルも自作し、座ったときに後ろから出入りしやすい幅を考えて設計しました」と話します。

外壁も塗装するE・Dさん。中古サーフボードを壁にかけ、おしゃれな雰囲気を演出

バーベキュールームの制作期間は約2ヶ月半。全体の予算はできるだけ抑え、E・Dさんのお小遣いの範囲で制作。それでも20万円ほどかかったといいます。扉には和室の障子の枠をリサイクルし、ベニヤを貼って無駄のないデザインに。シンプルながらも温かみのある空間に仕上げています。

木の温もりを感じる手作りのバーベキュールーム

「自作のバーベキュールームは、今も少しずつ改良を加え続けています。DIYを重ねるごとに知識が増え、失敗も次の成功につながると実感。階段の外壁塗装なども自分で挑戦し、経験を積んでいます」

100均のバケツにソケットをつけ、自作した照明。煙突の影ができないよう工夫

もともとモノづくりが好きで、過去にはラジコンボートや竹細工の照明、和室に囲炉裏を手作りした経験のあるE・Dさん。今後はこのバーベキュールームで妻や家族と楽しい時間を過ごしていきたいと話します。

E・Dさん、七輪で干し芋を丁寧に焼く

「家は寝るだけの場所じゃなく、楽しく過ごす場所」。そんな思いを込めて作り上げたバーベキュールームは、今も進化を続けています。

手作りの魚やイカの串焼き台(提供写真)

まとめ

今回取材した3つのホビールームには、それぞれのオーナーのこだわりと情熱が詰まっていました。どの部屋にも共通していたのは、「好きなことを楽しむための空間が、生活に充実感をもたらしている」ということです。

趣味部屋を作ることは、単に特別な場所を持つだけでなく、自分自身と向き合う時間を増やし、日々のストレスを軽減する効果もあります。また、家族や友人と楽しむ空間にもなり、交流の場としても活用できます。

さあ、あなたも一歩踏み出してみませんか? 今回の記事を参考にして、自分の趣味をもっと深めるための空間づくりに挑戦してみてください。きっと、これまで以上に趣味を楽しむ時間が増え、暮らしが豊かになるはずです!

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