大和中学校 自信を持って前へ 大先輩が後輩へエール
大和中学校(高井文子校長)の体育館で5日、将来を担う生徒たちを応援するために企画された「大和中の輝く未来を語る会」と題する講演会が開かれ、同校の17期卒業生で、鍛金彫刻家として活躍する安藤泉さん(75=「人物風土記」で紹介)が登壇した。
全校生徒を対象に実施され、2・3年生は会場に、1年生は各教室でオンライン配信で参加した。安藤さんは「美術の道を意識した中学時代」をテーマに、教師から「立派な会社に入るより、人の役に立つ人になりなさい」と教えを受けたことが、芸術家を志す転機となったことなどを紹介した。
安藤さんは在校生たちに「好きなものが見つかったら根拠がなくても自信を持って突き進んでほしい」とエール。「そこから目標や夢が見えてくる。皆さんのこれからが楽しみ」と語った。