【横浜市鶴見区】生麦中2年 田中さん 極真空手の全国大会で優勝 来年の世界大会へ弾み
国際空手道連盟極真会館横浜東支部に所属する田中優愛さん(生麦中学校2年)が、8月23日に行われた「全日本青少年空手道選手権大会」の13歳・14歳女子45kg以下のクラスで優勝した。田中さんは「来年行われる世界大会での初優勝を目指し、今後も人一倍、稽古に励んでいきたい」と笑顔で語った。
同大会は極真空手の全国大会「2025極真祭」で行われた大会の一つ。全国から選りすぐりの強豪が集い、年齢・体重別のクラスで日本一の座をかけて戦う。
小学4年生から空手を始めた田中さん。自宅近くにある同支部鶴見西道場で日々練習を重ね、2023年の世界大会で準優勝するなど、これまで数々の大会で好成績を収めてきた。
昨年の同全国大会の中学1年のクラスでも優勝した田中さん。連覇に挑む今大会だったが、5月に行われた東日本の大会で過去に負けたことのない選手に負けて優勝を逃し、「気を引き締めて」臨んだ大会だった。
田中さんが出場したクラスには14人が出場し、トーナメント形式で争われた。田中さんは、各試合を順調に勝ち進み決勝の舞台へ。相手は世界大会にも出場する選手で拮抗した戦いとなったが、得意の突きを素早く繰り出し、猛攻の甲斐もあって判定勝ちで優勝を掴んだ。田中さんは「勝つことができて嬉しかった。目標は来年の世界大会での初優勝。これからも人一倍、稽古に励みたい」と笑顔で語った。
ライバルと共に世界へ
日々の稽古で一番の刺激となっているのが、神奈川区の白楽道場に所属する同い年のライバルの存在。共に世界での活躍を誓い、出稽古では真剣勝負だが終われば親友に元通り。「これからも互いに高め合いながら、成長していきたい」と意気込みを語った。