静岡学園高時代に全国選手権を制した藤枝MYFCのテクニシャン浅倉廉(静岡学園高出身)がプロ初ゴール!
9月22日に行われたJ2藤枝MYFC-清水エスパルスの県勢対決で、藤枝MYFCの大卒ルーキー浅倉廉選手(静岡学園高出)がプロ初ゴールを決めました。後半終了間際に同期入団の前田翔茉選手の落としからゴール右上隅を射抜き「やっとです」と笑顔。7日栃木SC戦ではプロ初アシストもマークしていて、シーズン終盤にかけて一気に調子を上げてきました。
一問一答
ープロ初ゴールは、浅倉選手らしいコントロールショットだった。
「もう絶対に決めてやろうという気持ちが強かったのと、同期の(前田)翔茉選手からいい落としが来たので、あとは振り抜きました。シュートが入らない時期が続きましたけど、シュート練習を続けてきた成果が出たのかなと思います」
ー7日栃木戦で矢村健選手の決勝点をアシストしてから、動きが良くなっている。
「前よりも自信を持ってプレーできていますし、実際にコンディションは良くなってる感覚があります。結果を残さないとスタメンでは出られないと思っていたので、いいアピールができたかなと思います。まだまだ上位との直接対決があるので、しっかり勝って、昇格プレーオフに出場してJ1に上がりたいと思います」
ー初ゴールの場面を振り返って。
「めちゃめちゃ点取りたいっていう気持ちがあったんですけど、冷静に力を抜いてシュートを打てたかなと思います。調子が上がってきていたので、そろそろいけるかなと思ってました。
シュートの瞬間は珍しくコースが見えました。普段から仲がいい前田選手からのパスだったからだと思います。決まった瞬間はまだ2−3だったので、初ゴールの嬉しさよりも早く試合を再開しないといけないという気持ちが強かったです。自分のゴールで勝利に貢献できればよかったなと思うんですけど、まずは1点というところだったので、本当に良かったかなと思います」
ー途中出場した直後にコーナーキックのこぼれ球に反応したがオフサイドだった。
「あれは、しっかり戻っていれば決まっていました。 そういう部分にこだわらないと得点チャンスを逃すことになるので、もっともっと突き詰めていきたいなと思います」
ー1万人の前でのゴールはどんな気持ち?
「負けていたので周りの歓声は聞こえなかったんですけど、大舞台で点を取れたのはすごい自信になります」
ーシーズン終盤にきてアシスト、ゴールと数字を残している。
「前節でカジくん(梶川)も点を取ったり、同じ前線のポジションの選手がみんな結果を残してる中で、自分も残さないとスタメンでは出られないという思いがあります。本当に結果にこだわってプレーしてきたので、それがゴールにつながったのかなと思います」
ー残り6戦への意気込みを
「まだまだプレーオフへの可能性はあるので、しっかりと自分が結果を残してチームの勝利に貢献して、J1昇格に導きたいなって思っています」