マーベル『デッドプール&ウルヴァリン』が世界興収入670億円超のスタート 2024年No1オープニング&R指定作品世界記録を更新
公開中の映画『デッドプール&ウルヴァリン』の世界興行収入が、7月29日(月)までに累計4億3830万ドル(※約670億円)を突破したことがわかった。
“デッドプール”は、『アベンジャーズ』『X-MEN』『スパイダーマン』などで知られるマーベルコミックの人気キャラクター。特殊部隊出身の傭兵ウェイド・ウィルソンが、意思とは裏腹に不死身の肉体を身につけ、能天気で無責任で毒舌、観客や作者に話しかけることの出来る“第四の壁”突破能力をもつヒーロー“デッドプール”として戦う姿を描いている。初の実写映画『デッドプール』は、ライアン・レイノルズ主演で2016年に公開され、世界興行収入850億円を超えるヒットを記録。その続編『デッドプール2』は、R指定作品ながら1120億円超の興収を記録した。
『デッドプール&ウルヴァリン』は、『デッドプール』実写映画シリーズの第三作にあたるタイトル。ウェイド・ウィルソン/デッドプール役のライアン・レイノルズが続投し、同じくマーベルコミックスの人気キャラクターである『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)も初登場を果している。メガホンをとるのは、『フリー・ガイ』でもレイノルズとタッグを組んだデショーン・レヴィ監督。
『デッドプール&ウルヴァリン』は全米に先駆け、日本で7月24日(水)に公開。オープニング5日間で興行収入8億788万円、観客動員数491342人を記録。シリーズ史上最高のオープニング成績でスタートを切った。
また、7月26日(金)に初日を迎えたアメリカなど各国・各地域をふくめ、世界興収は累計で4億3830万ドル(※約670億円)を突破。現時点で2024年公開作品ではNo1.のオープニング成績を記録している。また、R指定映画としては、シリーズ第一作の『デッドプール』の記録を超え、アメリカ国内および全世界の歴代最高オープニング成績となった(BOX OFFICE MOJO調べ/1ドル=153円換算/7月29日現在)。
なお、7月26日(金)=現地時間 7月25日(木)には、アメリカ・ロサンゼルスのハリウッドで、プロデューサーのケヴィン・ファイギ氏の映画産業への偉業を称える式典が開かれ、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に名を刻むとともに、ハリウッド殿堂入りを果たしている。式典には、ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマンのほか、カサンドラ・ノヴァ役のエマ・コリンをはじめ、これまでマーベル・スタジオ作品で活躍してきたクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー)、クリス・プラット(スター・ロード)、ブリー・ラーソン(キャプテン・マーベル)、シム・リウ(シャン・チー)、デヴィッド・ハーバー(レッド・ガーディアン)、キャスリン・ハーン(アガサ・ハークネス)、キー・ホイ・クァン(ウロボロス)らがファイギ氏を祝福した。
『デッドプール&ウルヴァリン』は公開中。