ホロホロ牛肉とトロトロ牛タン…至高のビーフシチューが食べられるのはここ!ベテランシェフの洋食屋さん
洋食ひと筋30年のシェフが手掛けるビーフシチューを味わえる「Kitchenふりーり」。
静かな住宅街の一角にあり、うっかり通り過ぎてしまいそうなたたずまいながら、食通も足繁く通う名店です。
牛肉と牛タンの両方を使用
有名洋食チェーンでシェフとして30年間勤めた石橋堅さんが、理想の洋食スタイルをとことん追求するために店を構えました。
看板メニューは「牛タン&ビーフのミックスシチュー」(ランチはライス付き1980円・ディナーは単品1958円)。
その名の通り、牛肉と牛タンの両方を使ったぜいたくな一品です。
ニンジンの赤やブロッコリーの緑も色鮮やかで、見た目も楽しませてくれます。
牛肉はホロホロとしていながらもかみごたえがあります。
一方、牛タンは口の中で溶けていくようなトロトロ食感です。
このおいしさを引き出す秘けつは、丁寧な仕込みにあります。
大量のトマトピューレと赤ワインなどで牛肉をじっくりと煮込んでいきますが、石橋さんは「トマトの赤がデミグラスの茶色になるまで、2、3日間はかかります」と話します。
牛タンは繊維の間に脂が多く入っているため、早く柔らかくなるのだそう。
これが、牛タンのトロトロ食感が生まれる理由です。
さらに、毎日でも食べ飽きない軽やかな味わいを実現するため、小麦粉を極力使っていません。
もう一つの人気メニューが「ロールキャベツ トマトソース」(ランチはライス付き1680円、ディナーは単品1628円)。
トマトの酸味をしっかりと感じられるソースは、フレッシュな味わい。キャベツの程良いシャキシャキ感も残るよう仕上げています。
ナイフを入れると、中の牛肉から出る肉汁がソースと相まって、こくがグッと増します。
石橋さんは、カウンター越しに常連客と気軽におしゃべりしながら、夜はワインとおつまみを提供するような、のんびりとアットホームな店を目指しています。
居心地の良さからか、メニューにはないナポリタンなどを客からリクエストされることもあり、石橋さんも応えてしまうのだそう。
まさに、「町の洋食屋さん」の温かな雰囲気に包まれています。
Kitchenふりーり
住所:札幌市東区北37条東18丁目2-36
みんテレ11月20日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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