【ラクしてダイエット】どんな味?意外と美味しい?罪悪感少なめ「プロテインたっぷり食品」を実食比較レビュー
ダイエットや健康管理に励む人に大人気の、たんぱく質強化食品。でも甘いドリンクやクッキーバーばかりだと飽きてしまう…。
【画像】ラクしてダイエット!プロテインたっぷり食品実食レビュー
「ラクして痩せたい!でもどうしても餃子ライスが食べたい気分!」
そこでAmazonでポチッと購入できる、変わり種かつおいしい2種類のプロテインフードを調理方法やメニュー例とともに紹介します。
【SOLIMO(ソリモ・味の素)】PROTEINギョーザ1kg/2305円(税込)
罪悪感を残さない「プロテイン餃子」8個でタンパク質量33.6g!
まずはその大きさに驚かされます。筆者も生まれて初めてみた、1kg入り餃子!
パッケージの長辺が30cm以上あるので、到着前に冷凍庫のスペースを確保しておくことをおすすめします。
封を開けると、さっそく餃子の香りがプンプンします。冷凍餃子がそのまま詰められており、1袋あたり平均42個ほど入っているそうです。
「なぜ餃子でプロテイン?」と思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、よく考えると製造メーカーの味の素は、うま味調味料の開発でアミノ酸の製造技術に長けた会社。アミノ酸関連商品も豊富で、アスリート支援やスポーツ振興にも熱心です。
そう考えると、名物の冷凍餃子とプロテインとの合体は必然だったのかもしれません。
さて、袋から1つ取り出してみました。
以前、購入したことのある同社の一般的な冷凍餃子と比較すると、サイズが若干大きいかもしれません。
栄養表示を確認すると、1個あたりのたんぱく質が「4.2g」。1食あたり8個で33gのたんぱく質が摂取できるとのこと。
プロテインドリンクやクッキーバーでは1食あたり15〜25gが主流なので、1食で33gというのは群を抜く水準です。
原材料をチェックすると、あんには鶏肉、野菜、粒状大豆たんぱくなどが使われており、皮にも粉末の大豆たんぱくを練り込んであるよう。ちなみに豚肉、にんにくは入っていません。
原材料だけ見ると「あっさり系かな…?」と想像してしまうのですが、果たしてどんな味なのでしょうか?
食感はしっかりもちもち、味はガツンと食べ応えあり!
栄養価以外にも嬉しいのが、調理方法の手軽さです。
最近の冷凍餃子に多い「水・油不要」タイプで、冷凍のままフライパンに並べて、フタをして加熱するだけ。
途中で水を入れる工程もなく、中火でわずか5分、焼き上げまでほぼほったらかしでOK!
別の冷凍餃子では火加減や水加減に失敗し、ときどき焦げつかせてしまったりする筆者ですが、この餃子は1発できれいな羽根付きに仕上がりました!
また一般的な餃子よりもおそらく皮の弾力性が強いのかもしれません。
焼き上がりを皿に盛り付けるときも、皮が破れることなくスムーズに移動できました。
さて、いよいよ実食です!
箸でつまんでみると、全体がぷるぷる、もちもちしています。
油分が多くないので、羽根はパリパリというよりは、目玉焼きの白身に近い印象でした。
一口かじってみると、味はインパクト強め。
全面に出ているのは生姜でしょうか、香辛料がかなりきいていて、いい意味で鶏肉や大豆ミートにありがちな風味をあまり感じさせません。
でも、味は確かに餃子で飽きずにどんどん食べ進められます。
一応餃子のタレも用意していたのですが、しっかりめの味なので、途中からは浸けずに完食してしまいました。
【ケロッグ】大豆たんぱく オートミールごはん240g×6袋/2261 円(税込)
1食分でたんぱく質10.4g!低糖質なのにしっかり甘い「オートミールごはん」
以前、海外留学中の友人からの「コメのごはんが食べたいけど手に入らないので、オートミールをコメ化して食べている」という話を聞き、「そんな方法があるのか」と驚愕しました。
あれから約2年、日本ではオートミールごはんがすでに商品化されていました…!
最初はオートミールごはんを見くびっていた筆者(コメ農家出身)。
ところがケロッグの商品を一度試しに食べてみたら意外とおいしいことに気づき、ダイエットのお供にしていたところ、同ブランドのプロテイン強化バージョンが発売されているのをスーパーで発見しました。
「大豆たんぱく オートミールごはん」は、1食分40gでたんぱく質10.4gが摂れる商品です。
白ごはんと比較して「食物繊維10倍・糖質60%オフ」という、驚異の健康食スペックです。
レンジ調理約3分で完成。健康と時短を両立する優秀食品
こちらもプロテイン餃子と同様、時短メニューとしても超優秀なのがポイント。
「(1)計量(2)1分浸水(3)1分30秒レンチン(4)まぜる」という簡単4ステップで、ほかほか「炊きたて」に仕上がります。
冷凍ごはんでも解凍に3分かかるので、この手軽さは貴重。しかも健康にいいときたら言うことはありません!
レンチン後、ごはん同様に下からさっくり混ぜると、水分を含んだ粒一つひとつが、ふっくらもちもちに。
食べてみると、ちゃんとごはんに近い食感と甘みがありました!
量は40gのオートミールに60mlの水を加えて加熱するので、実質100gほどになります。
茶碗に盛ると白ごはんの2/3~半分程度。最初は少なく感じるのですが、食物繊維が豊富ということもあり、食べるとそれなりに満足感がありました。
箸でまとまりにくく落ちやすいのがやや難点ですが、そのぶん少量ずつ時間をかけて食べられる点でも、ダイエット向きかもしれません。
1食で総たんぱく質量44.7g!最強の「プロテイン餃子ライス定食」完成
先に紹介したプロテイン餃子とオートミールごはんにスープを付けて、「プロテイン餃子ライス」の完成です。
このセットを、一般的な餃子ライス定食と比較してみましょう。
「カロリー/たんぱく質/炭水化物」の数値は以下の通りです。
◼︎一般的な餃子ライス定食
ごはん(150g):234kcal/3.0g/51.9g
餃子(8個):288kcal/12.0g/30.4g
スープ:14kcal/0.7g/1.4g
合計:536kcal/15.7g/83.2g
◼︎プロテイン餃子ライス定食
ごはん(約100g):149kcal/10.4g/22.2g
餃子(8個):328kcal/33.6g/24.0g
スープ:14kcal/0.7g/1.4g
合計:491kcal/44.7g/47.6g
摂取カロリーを「40kcal程度」抑え、たんぱく質を「約2.8倍」に、炭水化物を「約42%カット」できました。
同じセット内容でも、食材を変えるだけでここまで数値が変わると言うのは軽い驚きですね…!
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冷凍プロテイン餃子と、たんぱく質オートミールごはんを紹介しました。
いずれも手軽さや保存性の点でも優れているので、特に現在ダイエットを気にしていない人にも常備をおすすめします。
そして「ダイエット中だけど餃子ライス食べたい!」という人は、我慢せずぜひ真似してみてくださいね。
※価格は掲載日(2024/05/08)時点のものとなります。
(うまいめし/ユキッ先生)