備蓄米さっそく食べてみると…「おいしいね。普通のコメと変わらない」 新潟県内でも販売 行列の先頭は「朝4時前に」多くの人が買い求め即完売《新潟》
備蓄米 新潟県内でも販売 2022年産「古古米」5キロ税込み2160円
政府との随意契約で売り渡された備蓄米の販売が県内でも始まりました。
販売されたのは2022年産の「古古米」。
5キロ・税込み2160円で用意された分はすぐに完売となりました。
店の前にできた長い列。
(リポート)
「きょうから新潟市のスーパーでも備蓄米の販売が始まりました。午前8時時点ですでに整理券の配布が終了したということです」
県内を中心にスーパーを展開する「アクシアル リテイリング」は1110トンを随意契約し、新潟市と長岡市の2店舗で6月10日、先行販売を開始。先着順に整理券が渡されました。
行列の先頭は「朝4時前に…」「炊き込みご飯とかにして食べたい」
こちらの女性が持っていた整理券は「1番」。
〈先頭に並んだ人〉
「(午前)2時半に起きて3時半くらいに出発して4時前に着いた。炊き込みご飯とかにして食べたい」
午前8時から配られた整理券は争奪戦に…中には間に合わなかった人も。
〈整理券をもらえなかった人〉
「ここで売っているなと思ってさっそく来ようと思って来たけど、間に合わなかったです。残念」
家計の負担を減らそうと購入
7時半から並んだという佐々木悠さん。147番の整理券をもらうことができました。
〈佐々木悠さん〉
「きのう知って、たまたまきょう夜勤だったのでその上がりで来たら結構並んでいてびっくりしました」
新潟市内で暮らす佐々木さん。去年12月には長女・慧ちゃんが生まれ、少しでも家計の負担を減らそうと購入に訪れました。
〈佐々木悠さん〉
「やはり値段ですね。だいぶ安くなるので味がどうなるかもちょっと楽しみ」
そして、午前9時。整理券と引き換えに備蓄米が手渡されました。
今回、販売されたのは2022年産の「古古米」で5キロ・税込み2160円。こちらの店舗では240袋が用意されましたが、整理券はすぐになくなったといいます。
〈購入した人〉
「子どもがいっぱいいるので、少しでも家計の足しになればいいと思います」
さっそく食べてみると…「おいしいね。普通のコメと変わらない」
7時半から並んでいた佐々木さんも…
〈佐々木悠さん〉
「買えました。備蓄米ゲットです」
帰宅後、さっそく…
〈佐々木さん〉
「備蓄米を開封します。5合炊きます。あけるよ。おいしそう。備蓄米だよ」
慧ちゃんと一緒に試食してみます。
〈佐々木悠さん〉
「いただきます。パパが頑張って並んで買ってきた備蓄米だよ」
「おいしいね」
「全然普通のコメと変わらない」
おいしく食べることができたようです。
県内でも流通が始まった随意契約の「備蓄米」。アクシアル リテイリングは県内のほかのスーパーでも6月中に販売する方針です。
【行列】随意契約の備蓄米 新潟県内でも販売 多くの人が買い求め即完売《新潟》