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車齢68年にもなる”ことでん1070形”が引退、導入当時のファンタンゴレッド塗装に復刻し期間限定運行(香川県 高松市)

鉄道チャンネル

ことでん1070形(画像:Pixta)ラッピング

高松琴平電気鉄道(ことでん・本社:香川県高松市)は、2026年秋以降に新型車両の導入を予定しています。それを受け、引退予定の1070形1071-1072号を、ことでん導入当時の「ファンタンゴレッド」塗装に復刻。8月20日から琴平線で運行を開始予定です。

【参考】新駅整備や複線化、新造車両導入など 「ことでん」琴平線の鉄道事業再構築実施計画が認定 香川県や沿線市町が支援 https://tetsudo-ch.com/12966297.html

ことでん1070形電車とは?

ことでん1070形電車は、1984年~1986年に京急電鉄から譲渡され、ことでん初の冷房車として活躍しました。元々は京浜急行のデハ600形として1957年~1958年に東急車両で製造された電車で、1957年に製造されたものは今年で68歳をむかえますが、現在も現役として活躍を続けています。

導入当時の装いに復刻して引退まで運行

製造から60年を超える「ことでん1070形」。行き先表示の看板を手動で差し替えるなど歴史を感じさせる部分が多く、鉄道ファンに人気があります(画像:高松琴平電気鉄道)

引退へのカウントダウンが始まった1070形1071-1072号は、最後の全般検査を実施後、復刻塗装として「ファンタンゴレッド」に装いを戻して運行します。1070形が懐かしい姿となり、琴平線の風景に再び彩りを添えます。
8月20日から始まる復刻後の運行は、貸切列車としての利用も可能です。(ただし、他車両を併結した4両編成となるため、2両編成での運行はできません)

復刻塗装を記念したイベントやグッズのアイデアを募集

ことでんは、復刻塗装したことでん1070形の運行開始前・開始後・引退前の3期間に分けて、ファンから記念イベントやグッズなどのアイデアを募集しています。募集期間は以下の通り。
・第1回:2025年 5月1日~5月30日(復刻運行開始前)
・第2回:2025年9月1日~9月30日(復刻運行開始後)
・第3回:2026年4月1日~4月30日(サヨナラ運行)

引退時期は現時点で未定ですが、懐かしの姿に復刻された「ことでん1070形」を見て、乗車できるチャンスです。ぜひ足を運んで、かつての車両に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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