塩ざけをフライパンでおいしく焼く方法を徹底解説!【きょうの料理ビギナーズ】
塩ざけといえば、シンプルに焼いて食べる方が多いのではないでしょうか。本記事では、焼き魚グリルではなくフライパンを使った焼き方を詳しく紹介します。手順を踏んで丁寧に焼いた塩ざけは、驚くほどふっくらとした仕上がりに。ぜひおためしください!
塩ざけのフライパン焼き
材料(2人分)
塩ざけ(切り身/甘口) … 2 切れ(160~200g)
大根おろし … 適量
◎酒/油/しょうゆ
[1人分170kcal 調理時間10分]
1 さけはバットに入れて酒大さじ1をふり、5分間ほどおく。
途中で上下を返し、側面や皮まで酒をからませましょう。
2 小さめのフライパン(直径20cm)に水大さじ2を入れる。さけの水けをきり、皮がしっかりと見える側を下にして並べる。皮が見える側が盛りつけたときに表になるので、こちら側に焼き色がつくようにします。
3 ふたをして、強めの中火に3分間かける。
強めの中火でしっかりと煮立たせるのがポイント。蒸気の力でさけの身に水分を含ませることで、ふっくら柔らかくします。
4 ふたを外し、残った水けをとばす。
水けをしっかりととばし、この後、油を加えたときの油はねを防ぎます。
5 水けがなくなったら、油小さじ1/2を回しかける。
油は米油などくせの少ないタイプがおすすめ。さけを香ばしく、つややかに仕上げます。
6 焼いていた面にカリッと焼き色がついたら完成。器に盛って大根おろしを添え、好みでしょうゆ少々をたらす。
焼くのは片面だけ。ふっくら感と香ばしさ、どちらもしっかり楽しめます。
教えてくれた人
みない・きぬこ
料理研究家、女子栄養大学非常勤講師。食べ盛りの2 人の子どもの母でもあり、旬の野菜を身近な食材と組み合わせた、手早くできてボリューム感ある料理レシピはお手のもの。
NHK『きょうの料理ビギナーズ』2025年6月号より
撮影・鈴木泰介/スタイリング・肱岡香子/取材&文・遠藤綾子
テキストでは放送関連企画として上田淳子さんにえびの食べ方のコツを教えていただきます。