【玉名郡長洲町】「珈琲自家焙煎豆売り専門店 つくも」でしか買えないコーヒーと新しい淹れ方をゲットしてきた!
通販で遠くのお店の気になる商品も手軽に買える良い時代ですが、「そこに行かなきゃ買えない」もまた魅力的。 玉名の長洲町に、お店でしか買えないコーヒー豆があると聞いて行ってきました。
住宅街の一角に
お店の場所はちょっと入り組んだ住宅街の中にありますので、Google先生に尋ねながら行くのがベスト。 近くになると、コーヒーのいい香りが漂ってきます。
赤い壁が見えたら、「珈琲自家焙煎豆売り専門店 つくも」に到着。 車は店の前に2台駐車できます。
11年間ずっとこの場所にある、地元に愛されているお店です。
不思議なネーミング
お店は自家焙煎したコーヒー豆の販売専門店。 9種類のコーヒー豆が並びます。
メニューはこちら。
…悪魔の心?夜の馬??
由紀さおり?
不思議なネーミングや説明文ですが、「どんな味だろ?」と気になるのが心憎い。 「気になる味があれば試飲できますよ」と仰っていただいたので、「悪魔の心」をお願いしました。
深煎りの味わい深さがありますが、飲みやすい! 「一度飲んだら忘れることのない珈琲」とは、言いえて妙でした。 コーヒー豆の産地や品種を知らなくても、ネーミングが好きだから買ってみる、くらいのカジュアルさで選ぶのも大いにアリですよね!
美味しい味を出すための下準備
お店の豆は、焙煎前にすべて手作業で選別しています。
虫食いや、欠けているものなどを全て除けて、均一な豆だけを焙煎機へ。
そうすることで味わいに雑味がなくなるんだそうです。 確かに、焙煎された豆は全て均一でキレイ。
美味しい豆にするための一手間…いや一手間ってもんじゃない作業を経て、美味しいコーヒーが出来上がります。 丁寧に選別された豆を焙煎機で1キロずつ、こまめに焼いているので、お店の外にいい香りが広がっているんですね。
素材の美味しさが一番強い
ご店主の九十九さんは2017年にメキシコのコーヒー農園に視察に行き、現地で飲むコーヒーの美味しさを体感したそうです。
メキシコのコーヒーは、鍋に水と挽いたコーヒー豆を入れて煮だすタイプ。 素材が美味しければ、道具や形式にこだわらずとも美味しいコーヒーが飲めると思ったと語る九十九さん。 日本のようにペーパーフィルターやネルでドリップしないのに、美味しさに変わりがないと聞き、取材後実際にやってみました。
鍋に水とコーヒー粉を入れて沸騰させた後火を止めて、ちょっと待ちます。
5分くらい待つと、粉がほとんど底に沈んで、液体だけをカップに移せる!
さてお味は…美味!フィルターで淹れるよりすっきり飲みやすい気がします。
ここでしか買えないコーヒー豆
今回は「夜の馬」を買って帰りました。
パッケージもセンス抜群で、手土産にしても喜ばれそう。 お店オリジナルのキャニスターも密かな人気商品で、セットで購入するお客さんもいらっしゃいます。
「珈琲自家焙煎豆売り専門店 つくも」は実店舗とイベント出店時のみの販売となります。 気になる方は、お店に買いに行くか、Facebookで催事情報をチェックしてみてください。