鈴鹿山系が雪化粧、青空の下、四日市から美しい姿、15日も山は同様な天気か
週末から冷え込みが強くなっている三重県四日市市では12月14日朝、青空の鈴鹿山系を白く雪が覆っている風景が見られた。山間部では午後も雪雲が流れ込んでいるといい、15日も同様な天気になりうそうだ。
四日市市内では、この雪景色を見て冬タイヤの交換を急いだ人もいた様子。三重県菰野町の御在所ロープウエイに問い合わせたところ、山上の気温は14日午前9時でマイナス3度。正午にマイナス2度で、午後3時にはマイナス4度と逆に冷え込んだ。朝の段階では標高500mほどまで白くなっており、午後からはさらに雪雲が流れ込み、温泉街でも屋根などが白くなったという。
風もあり、風速10m~11mの北西風が吹いたという。このため、ロープウェーの運転を1時間に2回ほど動かす「時間運転」にしたという。ただ、風があったことで山上では樹氷ができ、カメラマンや台湾など海外からの観光客が楽しみにしながら山上に向かったそうだ。
御在所ロープウエイによると、樹氷は15日も見られるのではないかという。運転状況は当日にならないと分からないところがあるが、今のところ、全面的に止まることはないだろうとみている。
四日市市内から菰野町北部やいなべ市方面を見た風景