NHK受信契約漏れ 逗子市、葉山町でも
全国の自治体で公用車に設置したカーナビや携帯電話に関するNHK受信料の未払いが報じられたことを受け、逗子市、葉山町でも調査をした結果、両市町とも一部未契約があったことが判明。葉山町は4月30日、逗子市は5月1日にそれぞれ発表した。
葉山町は公用車車載のカーナビ9台、消防本部の携帯電話1台で未契約だった。公用車は2017年(1台)、21年(1台)、22年(1台)、23年(4台)、24年(2台)が契約漏れだった。消防の携帯は17年から。
逗子市は公用車のカーナビが2台。消防本部のカーナビが3台だった。公用車は24年に導入したもの。消防は17年の導入が2台、19年が1台だった。公用車では他に3台にカーナビが付いているが、これについては支払いがされている。
両市町とも、テレビ放送が受信できるカーナビが受信契約の対象であることの認識不足が原因としている。支払金額等については今後NHKと協議の上決定するという。
また、再発防止策としては公用車にカーナビを設置する際には、業務上特に必要がある場合を除き、テレビ放送が受信できない機種の選定をするとしている。葉山町は受信機能をもつ機器を調達した際には、必要な手続きを徹底するとした。