4年総額10億円超で全力慰留も甲斐拓也が巨人移籍ならソフトバンクは小林誠司獲得の可能性あり!?
甲斐拓也が巨人移籍ならソフトバンクは小林誠司獲得の可能性あり
今年4月に国内FA権を取得し、昨オフに球団から提示された複数年契約を断り、推定年俸2億1000万円で単年契約を結んでいた甲斐拓也が、FA権を行使した。
宣言残留を認めるソフトバンクは推定4年総額10億円超の条件提示で引き留めに努めるが、獲得を目指す巨人などとの争奪戦が勃発している。
ソフトバンクは、甲斐拓也が国内FA権を行使して移籍することを決めたことで、他球団でFA宣言した捕手の獲得に乗り出すこととなりそうだ。
現段階で、捕手でFA宣言しているのは、中日ドラゴンズの木下拓也、阪神タイガースの原口文仁だが、甲斐拓也を巨人に獲得された際のプロテクト漏れで、小林誠司がリストにいれば、獲得するのではないかと囁かれている。
巨人の大城卓三がFA宣言すれば、ソフトバンクの大本命となることは間違いないが、巨人残留の場合は、果たして誰を狙いにいくのか注目が集まっている。
今年は同学年の菅野智之が登板する試合にすべて先発マスクをかぶり、菅野智之の完全復活に大きく貢献したが、菅野智之は海外FA権を行使してメジャー挑戦の意向を表明しており、小林誠司は来シーズンの出場機会が減少することが避けられない。
同じ捕手の大城卓三が残留のうえ、FA宣言した甲斐拓也をソフトバンクから獲得となれば、小林誠司の存在意義はさらに薄まってしまい、プロテクトから外れる可能性があるというのだ。
甲斐拓也の移籍によって、ソフトバンクが誰を補強し、甲斐拓也の埋めるのか注目だ。