柴犬あるある、耳まで覆うタイプの雨合羽姿は気合いが入っていて可愛いとこ
今週の「柴犬のここが好き」
耳まで覆うタイプのカッパを着ると、"宇宙飛行犬"のようになるとこ。
足の幅広めに立ちがち。
肩幅より広めに立っているときって、体に力がが入ってますよね。
慣れないカッパにちょっと戸惑っているからなのか、気合いが入るからなのか。
このまま月にだっていけちゃいそうです。
でも実際は、雨が降るお外へGOです。
私が知っている柴犬さんは、雨が降ろうが、風が吹こうが、台風が来ようが、雪が積もろうが…
とにかく気象に関係なくお外で用を足したい子が多いです。
台風の中継で、「こんな中でもお散歩してる犬」の映像として柴犬さんがよく映りますよね。
「わかるわかる。そうなんだよね〜」と共感されていることでしょう。
ご主人はまるで気象予報士にでもなったのかと思うほど、天気図と睨めっこ。
「この時間帯は雨雲が切れるみたいだ。次に強く降りそうなのはこの時間か。この隙に散歩に行こう!」
早く行きたいのにカッパを着せられたり、もう少し待ったほうがいいとかご主人って勝手だよなあと思われていることでしょう。
でも本当は、ご主人だって君たちのために色々考えているんだよ。
悪いことは言わないから、ここはご主人の意見に従ってみないかい?
今週のおまけ
こよみさんは、耳まで覆うタイプのカッパは着られません。
足まで覆うタイプのカッパも着られません。
必要最小限のものしか身に付けたくないのです。
そしてこよみさん、若干胴が長いです。
ご覧ください。
頭もお尻も丸出しです。
「このカッパは意味があるのですか?」そう聞かれるとちょっと困ってしまいますが、背中とお腹は濡れないんですよ。
お腹って結構濡れますよね。
足の返しで泥水が跳ねますし。
私自身、これって意味があるのかなと思わないではないのですが、着ると着ないでは結構違うものなのです。
もっとこよみさんの体を濡らさずにこよみさんのストレスにもならないカッパがあればいいのですが、オーダーメイドでもない限り、胴の部分の長さは長すぎたり短すぎたりするものです。
お家に帰って体を拭いていると、こんなところがこんなに濡れているのかと気づいてびっくりしたりします。
真っ白なかわいい足に泥水の水滴がいっぱい付いているのを見て「一生懸命歩いたなあ」と思いながら拭き取る。
お顔も濡れてちょっと犬相が変わってるのを見て微笑む。
雨のお散歩はなかなか気が乗らないこともありますが、雨の中一生懸命に歩いているこよみさんを見ると、気が乗らないなんて言ってごめんねと思うのです。
できるだけ濡れないようにこよみさんのためだけの気象予報士になるから、これからも雨のお散歩頑張ろうね。
作者紹介:ここ柴
京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。