「ふりかけ」の開封後は【常温保存】でいいの?意外と知らない“ただしい保存方法”
ごはんにかけるだけで美味しくなる、ふりかけ。スーパーではたくさんの種類が並んでおり、どれもお手頃価格で楽しめます。きっと自宅に常備しているのは、わたしだけではないはず。そんな、味・コスパともに優秀なふりかけですが、保存の仕方を間違うと虫がわくことも……。ここでは、知っておくべき「ふりかけの保存方法」をご紹介します。
開封後は常温でもいい?
チャック袋のふりかけは、一度に使い切れないため、開封した後に袋をしめて保存しますよね。この“使いかけ”状態のふりかけ、どのように保存していますか?
ふりかけは乾燥しているので、なんとなく「常温で置いていても大丈夫」というイメージがありますが、これはグレーです。開封後の常温保存は間違いではないものの、時間の経過とともに吸湿したり、酸化がすすんだりして劣化する恐れがあります。
常温保存だと虫が発生するリスクも
開封後のふりかけは、お米に虫がつくリスクがあるのと同じように、食品を好む害虫が寄ってきます。ふりかけ袋の中で卵を産みつける卵はとても小さく、成虫になるまで気づかないことも少なくありません。
ふりかけに虫がわくなんて、想像しただけでも恐ろしいですね……。
チャック袋のふりかけは「冷蔵庫」へ
すぐに食べ切る場合は常温でもかまいませんが、虫や劣化のリスクは払しょくできません。
そのため、チャック袋をしばらく保存するのなら、冷蔵保存をおすすめします。
チャックをしっかり閉じて冷蔵庫へ。ただし、開封後は時間とともに酸化・吸湿がすすむため、冷蔵した場合も2週間を目安に食べ切ってください。
小袋タイプなら安心!
冷蔵庫へ入れたとしても、一度開封してしまえば劣化するのは避けられません。
ふりかけをおいしく安全に楽しむのなら、使い切れる小袋タイプが便利です。小袋のふりかけは、外装を破っても小袋さえ開けなければ賞味期限まで持ちますよ。
開封したふりかけはできるだけ早く使い切り、すぐに食べ切らない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア