25年度の活動方針決定 川崎地域連合が年次総会
労働団体「川崎地域連合」は11月22日、かわさき保育会館(川崎区渡田新町)で第34回年次総会を開催した。委任状を含む92人の代議員と福田紀彦市長ら27人が来賓として出席した。
あいさつで渡部堅三議長は10月27日の衆院選について触れ「(連合が支援した)川崎市の国会議員が増えたことはめでたい。今後、地域連合・地区連合として連携のあり方を模索する」と述べた。春闘については「賃上げの流れを定着できるかがポイントになる」と指摘。物価高を上回る賃上げにとことんこだわり、最低賃金の引き上げ、人事官勧告に繋げてまいりましょう」と呼びかけた。
総会では、今年度の活動経過や決算が報告されたほか、25年度の予算や役員が選出。運動方針では「社会を新たなステージへ、ともに歩もう、ともに変えよう」をメインスローガンに「働くことを軸とする安心社会」に向けて、社会への発信力強化、労働組合の社会的価値を高める運動の展開、地域で働くすべての仲間を支える運動などを深化させていくことを確認した。