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詐欺電話防ぐ機器 座間署員ら設置して回る

タウンニュース

高齢者宅でコードをつなぐ座間署員ら

座間警察署(佐々木進署長)や防犯指導員が10月17日に市内の高齢者宅をまわり、特殊詐欺防止の機器を取り付けた。

機器は電話機にすぐに取り付けられ、電話に出る前に通話の録音を警告する。同署では例年40台ほどを配布・設置しており、この日は5世帯を回った。高齢者の中には「とてもありがたい。数日前に『俺分かるか』と聞かれてうっかり『声が変だけど、〇〇だろう』と名前を答えてしまった」という人も。

同署管内では1月から9月末までに22件、4260万円の被害があった。「キャッシュカードが不正利用されている」といって偽物と交換に来る詐欺や、「交際相手を妊娠させた」「会社のバッグを置き忘れ困っている」などの詐欺電話があるという。同署では国際電話を使った詐欺電話がかからないようにする国際電話不取扱受付センター(0120・210364)も勧めている。

また15日にはイオンモール座間の玄関前で同署員や元警察署員による組織・警親会などが啓発チラシを配布。来店者一人ひとりに「ご注意ください」と呼びかけた。

イオンモールで注意を呼び掛ける

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