大磯町 「販売」で備蓄啓発 町民対象に非常食など
大磯町では、個人備蓄の普及促進を目的とした防災グッズの販売を開始する。非常食のセットと非常用トイレのセットの２種、各１５００円。大磯町内在住者が対象で、１世帯につき１セット、各５００セットを販売する。
非常食セットにはアルファ化米３つや飲料水５００ミリリットル９本、ビスケットや缶入りのパン、クラッカー、非常用トイレセットには簡易トイレ１基と汚物袋15回分が含まれている。６０００円相当だというが、神奈川県の補助金を使い、町民の負担分を抑えた。
申し込みはスマートフォンアプリ「おおいそ防災・行政ナビ」から専用リンクにアクセスする。非常食セットの申し込みは８月９日（金）〜18日（日）（申込者への販売は８月25日予定）、非常用トイレは８月30日（金）〜９月８日（日）（同９月15日予定）を予定。
担当課の加藤拓也さんは「能登半島地震で個人備蓄が注目された。何が必要かを考えるきっかけになればうれしい」と話していた。
（問）大磯町危機管理課【電話】０４６３・６１・４１００
