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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』第7話「マチュのリベリオン」用語解説(サイコ・ガンダム、ハンブラビ、イオマグヌッソ 建設事業計画、ソーラ・レイ、アサーヴ、ギャン)

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の世界をより深く堪能していただくために、本稿では第7話「マチュのリベリオン」に登場したキーワードを中心に、その背景や関連事項について解説します。

本作と、ガンダムシリーズの原点である『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)は、世界観を共有する部分が多くあります。両作品に散りばめられた繋がりや、それぞれの世界における技術・概念の違いをひもとくことで、『GQuuuuuuX』をより多角的に楽しんでいただければ幸いです。

また、本作をきっかけにガンダムの世界に初めて触れる方にも、わかりやすく魅力をお伝えできればと思います。

 

本記事はネタバレを含みますため、未視聴の方はご注意ください。

ハンブラビ(RX-139)

初登場は、『Zガンダム』で、ティターンズ(連邦軍)のモビルスーツ。主なパイロットはヤザン・ゲーブル。ワイヤーネットを使い電撃でパイロットにもダメージを与える攻撃が可能で、変形機能も持ち合わせており、『Zガンダム』を苦しめる強敵として登場。

『ジークアクス』では、ゲーツ・キャパが搭乗する青い三角頭のモビルスーツとして登場しましたが、こちらは特に活躍することなく撃破される。

サイコ・ガンダム(MRX 010)

『Zガンダム』に登場する、サイコミュシステムを搭載したニュータイプ専用モビルアーマー「サイコ・ガンダム(MRX-009)」。ムラサメ研究所が開発した機体であり、変形機能、指先からのビーム、全方位攻撃など圧倒的な火力を持つ。さらに、Iフィールドによってビーム兵器の防御も可能。

また、その後継機として登場するのが「サイコ・ガンダムMk-II(MRX-010)」。こちらはロザミア・バダムが搭乗し、ゲーツ・キャパと共にZガンダムたちに襲いかかる。

『ジークアクス』に登場するのは、型番から見るにサイコ・ガンダムMk-IIの機体。大きく異なるのは、外装を排除し、自身を中心に円運動することで物理的なダメージを与える機能が追加されている点。パイロットは、自称・サイコ・ガンダムの心臓である「ドゥー・ムラサメ」。

7話でのサイコ・ガンダムの変形シーンでは、『Zガンダム』の劇伴「モビルスーツ戦」のBGMが使用されている。

I・フィールド

I・フィールドは、ミノフスキー粒子を利用したビーム兵器防御システム。シンプルに言えば、対ビーム兵器防御バリアと考えると分かりやすい。

イオマグヌッソ 建設事業計画

荒廃した地球環境の修復が目的の「ソーラ・レイ」と計画の一部ではないかと思われる。

6話で名前の出た政治家・ペルガミノ(CV:佐々木祐介)が、キシリアと交渉。出資を依頼される。ペルガミノと同席していた人物は、サイド6の大統領補佐官のカムラン・ブルーム(CV:興津和幸)。

ソーラ・レイ

『ジークアークス』では、名前しか出ていないため、詳細は不明。

『ファーストガンダム』では、ギレン・ザビが指揮のもと建造された大型兵器のこと。コロニーを短期間で回収し、遠方の敵まで攻撃することを可能にした。

ソーラ・レイの発射は、連邦とジオンが和解する直前で、両陣営の指揮官を失うという悲劇的な結果を招き、戦争はより過酷な最終戦へともつれる結果となった。

ギレンは、この攻撃で自身の父親であるデギン・ソド・ザビをも巻き添えにし、結果として「父殺し」としてキシリア・ザビに殺害されることになる。

『ジークアークス』では、そのソーラ・レイと同じ名を冠するいわくつきの計画が、キシリアによって進行中。現状では「地球環境の改善」が目的であり、どこかきな臭い匂い

アサーヴ

CVは、内山昂輝。キシリアの側近を務める黒人の青年
何者なのかの素性はわからない。

ミノフスキー粒子反転現象

ゼクノヴァにおける数値的兆候を示す現象。この現象が発生すると、一部の人間には「ララ音」と呼ばれる音が聴こえ始めるよう。第7話では、そのララ音がキシリアにも届いている。

「デンシャガトマッテイル スマホモツウジナイゾ」(ハロのセリフ)

ミノフスキー粒子は、散布されるとレーダーや無線通信などの電波を妨害する性質を持つ素粒子である。
作中では、コロニー内においてもこの粒子が散布されており、その影響で通信障害や交通機関の停止が発生していることが示されている。

「アンキーが! 頭空っぽにして追いかけろって言ったんじゃないか!」(マチュのセリフ)

第5話の水着のシーンで、アンキーがマチュに向けてアドバイスをする場面に同類のセリフがあり。「アンキーにもそんな人がいたの?」と、嬉しそうにドーナツを頬張るマチュの姿が印象的に描かれている。

ギャン(MS-15/H)

『ファーストガンダム』では、ゲルググと同時期に開発されたモビルスーツ。
量産化が進められたゲルググとは異なり、ギャンはキシリアの意向によってマ・クベ専用機として登場した。
その後のシリーズ作品でも、「R・ジャジャ」などギャンの系譜を継ぐ機体が確認されている。

『ジークアークス』では、エグザベ・オリベがギャンに搭乗している。
ジム系譜の「ゲルググ」が量産化されたのに対し、ギャンは『ファーストガンダム』と同様、キシリアの管轄下に配備されていると考えられる。

ギャンの登場シーンは、『劇場版 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の序盤、アムロとドレンが対峙するシーンの演出に近い。

キケロガ

今回の戦闘では、連邦側の通り名が「灰色の幽霊」であることが判明。

『ファーストガンダム』で登場する同種のモビルアーマー「ブラウ・ブロ」は、合体分離機能はあったが、変形機能は実装していない。

『ジークアークス』の世界線では、キケロガが最初の変形型の機体であるかもしれない。

オールレンジ攻撃

ニュータイプがサイコミュ兵器(ビットやファンネルなど)を用いて、あらゆる方向から同時に攻撃を仕掛ける戦術。
『ジークアークス』でも、同様の意味でこの用語が使われている。

(7話)ラストカットでマチュのいる場所

7話のラストカットで、マチュは独房に閉じ込められている。
場所は、おそらくソドン(ホワイトベース)の牢屋。

『ファーストガンダム』では、セイラ、アムロも閉じ込められた独房ではと思われる。

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