「クラウド料未払い」通信事業者名乗る詐欺で30万円被害
赤穂署は12月11日、「通信事業者」を名乗る男に、赤穂市内の会社員女性(26)が現金30万円をだまし取られる特殊詐欺被害があったと発表した。
発表によると同日、女性の携帯電話に見知らぬ番号から電話があり、男の声で「ウェブクラウドの利用料金が未払いになっている」「払わないと訴えられて裁判になる」などとして30万円を要求された。女性はその日のうちに男が指定した口座にインターネットバンキングで金を振り込んだ。
同署の話では、男は被害女性に対し、「国の補償制度を利用する。このことを誰かに話すと制度を使えなくなる」などと口止めしていたという。女性の様子が普段と違うことに気付いた家族が事情を聞き、警察に届け出た。