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新潟県見附市でゴルゴ松本さん「命の授業」 感動と笑いを届ける (新潟県見附市)

にいがた経済新聞

直近の注目記事をピックアップし、日曜日に再掲載します(編集部)

初回掲載:2025年1月24日(再掲載:2月2日)

新潟県見附市では毎年1月、「人権啓発セミナー」として著名人を招いた講演会を開催している。今年の講師は、お笑いコンビTIMのゴルゴ松本さん。1月18日、見附市文化ホールアルカディアで講演会「命の授業」が行われた。関係者によると、昨2024年から企画が持ち上がり、事前に募集した参加者は想定を上回り、最大800人収容の大ホールに加え、急遽200人収容の小ホールも用意された。見附市内だけでなく、新潟市、長岡市、十日町市などからも多くの希望者が集まり、改めてゴルゴ松本さんの講演に対する関心の高さがうかがえた。

入場前から並ぶ来場者。なかには午前中から並んでいる人々の姿も

「漢字は記号と記号の組み合わせ。3000年以上かけて作られた。人々がどうして漢字を使い始めたのか、関心を持ち、研究を始めた」と語るゴルゴ松本さんは、2011年から全国各地の少年院を中心に、漢字の意味を通して人生を考えるボランティア活動を展開。講演では「命」「言葉」「人生」「日本人」といったテーマをユーモアを交えながら熱く語った。

講演前、見附市内から訪れた70代の夫婦は「テレビで見たことがあり、どんな話をされるのか楽しみ」と期待を寄せた。また、市役所勤務の34歳女性は「募集状況を見て、改めて人気の高さを実感。どんな話が聞けるのか楽しみ」と話した。

司会はフリーアナウンサーの新海史子さんが務め、講演が始まるとゴルゴ松本さんは「漢字から感じ取ってください。90分、全力でいきます!」と力強く挨拶。「心」や「始」の漢字の成り立ちについて熱く語り、「『命』だけでなく、『心』をどう使うかが大切」「自分の気持ちを表現することが未来につながる」「『大人』は『音』でできている。心の『音』をどう表現するかで成長していく」など、真剣なメッセージを笑いを交えながら伝えた。

漢字を用いながら、自らのメッセージを贈るゴルゴ松本さん

見附市内から参加した50代の女性は「とても面白かった。参加して良かった」と満足げに話し、同じく市内から参加した70代の女性も「とても面白く、あっという間の時間だった」と語った。

「命」という文字の深い意味を語る

(文・写真 湯本泰隆)

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