キャサリン皇太子妃、11月に公務復帰か 今年中に2つのイベント参加を希望
キャサリン皇太子妃が、今年中に2つの王室公務に復帰する予定だと報じられた。皇太子妃は11月にホワイトホールで開催される「リメンバランス・サンデー」と、12月にウェストミンスター寺院でのクリスマス礼拝へ出席する予定だという。皇太子妃は6月と7月に公務に参加し、元気な様子を見せていた。また現地時間9日には、皇太子妃自ら化学療法が終了したことを報告した。
【写真】昨年12月、キャサリン皇太子妃が主催したクリスマス礼拝にて
キャサリン皇太子妃は、3月にがん治療を受けていることを公表した。
6月には、声明文で「私は順調に回復しています。私の治療は継続中で、あと数か月は続くことになります」と報告し、さらに「夏の間、いくつかの公務に参加したいと思います」と伝えた。
その後、皇太子妃は2つの王室行事に参加し、久しぶりに公の場に現れた。
同月15日には、チャールズ国王の公式誕生日を祝福する式典「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席。7月14日には、ウィンブルドン選手権の男子決勝戦を観戦し、優勝したカルロス・アルカラス選手にトロフィーを贈呈した。
そんな皇太子妃が今後、2つの王室行事に参加する意向が報じられた。
英紙『The Sunday Times』によると、皇太子妃は11月にロンドンのホワイトホールで開催される戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」で、王室メンバーと一緒に参列することを望んでいるという。
さらに12月には、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われるクリスマス礼拝への出席も希望しているそうだ。皇太子妃はクリスマス礼拝を毎年主催しており、収録されたイベントはクリスマスイブに英ITVで『Royal Carols: Together at Christmas』と題して放送される。
なお、今回の件について、ケンジントン宮殿は正式なコメントを発表していない。
キャサリン皇太子妃は夏の間、ウィリアム皇太子、ジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)という家族全員で、サンドリンガムにある別宅アンマー・ホールで休暇を過ごしていた。
そして一家は8月末、チャールズ国王夫妻が夏季休暇で滞在しているスコットランドのバルモラル城へ向かった。
その後、家族は英ウィンザーにある邸宅アデレード・コテージに戻り、キャサリン皇太子妃は自宅で仕事をし、定期的にミーティングを行っている。
現地時間6日には、キャサリン皇太子妃がケンジントン宮殿の公式SNSを通して署名入りのメッセージを公開し、英国のスカウト連盟に新たなチーフスカウトが就任したことを祝福した。
さらに現地時間9日には、宮殿の公式SNSで動画が公開され、キャサリン皇太子妃が化学療法を終えたことを報告した。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Great to be back at @Wimbledon!」「Such a special evening with @earlychildhood here at Westminster Abbey」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)