火災から職場守れ 自衛消防訓練に33社
八王子消防署と八王子防火管理研究会の共催による「第55回自衛消防訓練審査会」が、7月5日に富士森公園陸上競技場で開催された。
市内事業所の防火防災意識の高揚と自衛消防力の向上を目的に、毎年実施されているもの。55回目となる今年は鉄道会社やホテル、大型商業施設、介護施設などの市内33事業所から自衛消防隊40隊が参加した。
職場から出火想定
審査会は、勤務している建物で火災が発生したという想定で実施。初期消火から119番通報、屋内消火栓ホース延長による放水活動要領などを審査し、3人操法の「1号消火栓の部」、2人操法の「2号消火栓の部」の2部門で競い合った。
参加者の一人は「この日のために懸命に訓練に取り組んできた。あらためて防火防災対策の充実と、防火管理意識の向上に努めていきたい」と話した。