【総重量1.7kg】イオンの恵方巻に攻めた節分スタイル登場! 試食で出てきたのは、まさかの… / 早割は1月10日まで
まだクリスマスも終わっていないというのに、イオンから「2026 イオンの恵方巻」お披露目会の案内が届いた。
「さすがに早すぎない?」と思いつつ足を運んでみると、そこには来年の節分に向けた恵方巻の豪華で多彩なラインナップがずらり。
銀座の名店〈鮨よしたけ〉監修の海鮮恵方巻や、総重量約1.7kgのごくぶと巻、かに・いくらを贅沢に使った華やかな恵方巻まで、合計23種類31品目が勢ぞろい。
そしてなぜか、日本の節分からはイメージが遠く離れたメキシカンな一品まで並んでいた。
・会場に漂う節分の空気
最初に紹介されたのは、有名寿司店「鮨よしたけ」監修の「招福海鮮恵方巻(1490円)」と「丸かぶり中巻4種セット(1058円)」。
物価高の今、イオンのノウハウで見直し、贅沢な味わいはそのままにコスパを上げたらしい。
また、2026年に合わせて「26品目のごくぶと巻(6458円)」はイオン史上、最重量の1.7kg。豪快に具材を巻いたというレベルではない気がする。
具材の品目も、煮穴子、焼きハラス、ほたて、いくら……とバラエティ豊かだ。
他にも、2026年の恵方巻、イオンの新たな挑戦のキーワードのひとつがシェア。
節分が平日火曜日ということもあり、前倒しの週末パーティを見据えたシェアできる「皆で楽しむ巻き寿司パーティーセット(3218円)」なども登場。
こんなに小さなサイズだと、最後まで黙って食べきるという元来の文化も、正直なところ成り立たないような。まぁ、どのお店も今に始まったことではないのだが。
一通り、説明を聞き、すごくおいしそうなのはわかった。ただ、何を書こうかな……とすごく迷っていた。
そんなとき、ステージ上でインパクトのある商品の巻き実演がスタート。
・製造過程を見るのはやっぱり好き
今回実演されたのは、説明でもインパクトがあった「ごくぶと巻」。
実演者が「これ、時間かかるよ? 本当にいいの? みんな最後まで興味持ってくれる?」と、何度も周囲へ確認する様子に、会場がふんわりとした笑いで包まれた。恵方巻を包む前から会場を先に包むとは、さすがである。
まずは米を海苔の上に均一に広げていく。両端は土手のように少し高くしていて、単純そうに見えるけど、やってみると結構難しいんだろうな。
そこから丁寧な工程を積み重ね、巨大な太巻きがゆっくりと形になっていく。
作業はおよそ10分ほど。見応えがあり、少なくとも私は最後まで興味津々で見入ってしまった。
完成した太巻きは、まさに圧巻のサイズ。幅は約14cm、重さ1.7kgを目の前で体感することができた。
写真で見たときよりも、想像以上の存在感で「どうやって食べるの?」など、各メディアの声が一斉に飛び交う。確かに食べ方の正解がわからない……。
・試食はまさかの
会場には、ほかにも色々な恵方巻の実物展示がずらり。
それらを眺めながら、「この後の試食は有名寿司店監修の恵方巻かな?」「2種のずわいがにのやつかな?」「それとも、色々試せる4種セットかな?」と少しワクワクしていた。
……が、出てきたのはまさかの「タコス」。
いや、タコス? 恵方巻の発表会でタコス……?
聞けば、今年は節分が火曜日だから“タコスチューズデー”も意識した初の試みだそう。
タコスチューズデーを知らなかったが、アメリカを中心に広まった「毎週火曜日にタコスを食べる」という習慣だそうだ。
しかも完成したタコスとして売り出すのではなく、新提案の巻物として皮を発売するとのこと。もう今の時代、節分だって自由……だよね。
かなり攻めた発想に驚いたが、試食させていただいたタコスは海鮮がしっかり存在感を出していて普通においしい。ただ、今回の目玉である恵方巻の味は分からないまま。
・気分はもう年始! 早割や傾向も要チェック
発表会では、2026年節分の恵方巻のキーワードとして“コスパ・映え・シェア”が挙げられていた。
また、例年通り2026年1月10日までに予約すると5%引きという早割もある。「2月なんてまだ先」と思いがちだが、人気商品は毎年気づいたら売り切れているので、早めに押さえておくのが吉だ。
あぁ、恵方巻が食べたい……。
参考リンク:イオン、PR TIMES
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.