【倉敷市】バスまつり 2025 in 鴻ノ池SA(2025年3月1日開催)~ 見て、さわって、楽しんで!禁断の遊びも…岡山県内のバスが大集合
バスは通勤通学やお出かけの際によく利用される、身近な交通手段の一つです。しかし、その姿を細部までじっくりと眺めてみたことはありますか?
児島にある鴻ノ池サービスエリア(以下、「鴻ノ池SA」と記載)で、バスを主役にしたイベントが開かれました。
バスの展示はもちろんのこと、縁日屋台やカプセルトイ、物販コーナーなどが用意されており、いろいろな楽しみ方ができそうです。
筆者が特に気になっていたのは「らくがきバス」。
バスにらくがきという、普段なら絶対できない魅力的な響きに誘われ、参加してきました。
「バスまつり」とは
「バスまつり」は、JB本四高速グループが主催する、バスがテーマのイベントです。
2025年3月1日(土)午前10時~午後4時まで、鴻ノ池SA(上り線)で開催されました。
岡山県内を走っている現役の路線バスや、岡山県警察の輸送車、ボンネットバスなどが大集合していました。
当日のようす
イベント当日の朝はどんよりとした曇り空。冬の名残を感じさせるような肌寒い気温でしたが、雨が降ることはなく昼過ぎには晴れ間も見えるようになりました。
筆者は児島駅前の市営駐車場に車を停め、シャトルバスを利用しました。
イベント参加前のワクワクする気持ちを感じながら、バスに揺られること約20分。会場の鴻ノ池SAに到着です。
会場でまず目に入ってきたのは、ずらっと並んだ展示バス。
午前10時前に到着しましたが、すでに多くの人が集まっていました。
バス降車ボタン押し放題&らくがきバス 禁断の遊びを楽しもう
最初に向かったのは、バス降車ボタン押し放題のコーナー。
全国各地のバス降車ボタンが展示されており、数の多さにびっくりです。
今日はいくらでも押し放題。
気になるボタンを手当たりしだいに試します。
日本のものだけでなく、ドイツやイタリアといった外国の降車ボタンも展示されていました。
日本の降車ボタンより細長く、大きめのつくりが印象的でした。
禁断の遊び二つ目は、らくがきバス。
下津井電鉄の観光バスをキャンバスにして、らくがきし放題です。
普段であれば許されない、貴重な体験に子どもはキラキラとした笑顔で、大人は童心に帰って思い思いのらくがきをしていきます。
多くの人の手によって、バスには素敵な装飾が施されました。
お買い物をしてイベントに参加しよう
売店でお買い物をすると、いくつかのイベントに参加できると聞き、さっそく買い物へ行ってみることに。
普段あまり目にしないおみやげたちを前に、ちょっとした観光気分を味わえました。
会計が2,000円以上だったので、駄菓子詰め放題に参加できました。
紙コップにお菓子を詰め、持った状態で5秒キープできたら詰めたお菓子がゲットできます。
会計2,000円以上のお買い上げ特典その2。
児島土産のおまけをいただきました(先着150名限定)。「こじみやげ」というネーミングがとても愛らしいです。
内売店でのお買い上げ金額が500円ごとに1回、ゲーム券が配布されます。
このゲーム券1枚につき1回、射的や輪投げなどの縁日遊び or カプセルトイのどちらかを選んで遊べました。
実際にバスに触れてみよう
「バスの運行前点検体験」にも参加してみました。
タイヤの空気やエンジンオイルのチェックなど、多くの点検項目がありました。
ひとつずつ教えてもらいながら進めていきます。
運転席に座って実際にエンジンをかけてみたり、車内アナウンスに挑戦してみたりと、本当にバスの運転手になったような気分を味わえました。
日々の細かな点検作業が、バスの安全な運行を支えているのですね。
点検体験を終えた後は、ほかのバスの見学へ。
個性あふれるバスたちは特色もさまざま。内装の違いを比べてみたり、椅子の座り心地を確かめたりして楽しみました。
おわりに
バスまつりでは、体験型のイベントが多く用意されており、大人も子どもも楽しみながらバスの魅力に触れられました。
とあるバス会社のかたからうかがった話によると、バスまつりの開催は今回で2回目。まだまだ手探り状態でイベントをおこなっているそうです。それでも、工夫を凝らしてイベントを作り上げてくださっていることに感謝です。
幅広い世代が楽しんでいたバスまつり。次回の開催を願いながら、その日をワクワク心待ちにしたいと思います。