「食費が少ない人」の外食に頼らない“週末の夕ごはん対策”
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。毎日忙しくしていると、週末はついつい外食に頼りきり……というご家庭もありますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、食費が少ない人の週末の夕ごはんの対策をご紹介します。
(1)冷凍食品を利用する
食費が少ない人は、基本的にはいつでも自炊を心がけている人が多く見られます。しかし、忙しい週末などは、どうしても自炊が難しいこともありますよね。
そのような時に、食費が高い人はすぐに外食を利用しようとしますが、食費が少ない人は日頃からストックしていた冷凍食品などをうまく使って、簡単に準備ができる夕食を用意して済ませる人も多く見られます。
なかには、ふるさと納税などで頼んでおいた豪華な食材を上手に使って、食費の増加を防いでいる人も。
食費が高い人は、忙しくて夕食の準備ができない日のための準備はしていないことが多いので、すぐに使える冷凍食品などを用意しておくなど、日頃から意識してみてくださいね。
(2)テイクアウトを活用する
食費が少ない人は、忙しい週末でもできるだけ食費の増加を防ぐために、テイクアウトを上手に活用している人も多いものですよ。
1人で外食する場合と違い、家族数人での外食ともなるとまとまった費用になりがちですが、テイクアウトなら、サラダや飲み物は自宅で準備するなどの使い分けができるため、その分の食費の増加を防ぐことにもつながります。
外食をすると、帰宅が面倒だからと帰りにタクシーを利用するなど、交通費まで余計にかかってしまうこともありますが、自宅で夕食を済ませれば、そのような心配もなくなりますね。
(3)スケジュールに余裕を持たせる
本当は自宅で夕食を済ませようと思ったけれど、帰りが予定より遅くなったから急に外食に変更することが多い家庭では、予定外の外食が食費の増加を引き起こしている原因になっていることもあるものですよ。
食費の少ない人は、そのような急な予定変更を防ぐために、スケジュールは常に余裕を持たせるという人も見受けられます。少しくらい予定外のことがあってもスケジュールに余裕があれば、夕食の準備にかける時間がなくなることも減るはずです。
もちろん、はじめから遅くなることを予定して、今日は外食と決めた日まで、外食を取りやめる必要はありません。あくまで予定外の出費を減らすことから始めてみてくださいね。
おうちでごはんを楽しもう
外食ならごはんの支度をしなくて楽ができると思う人もいると思いますが、待ち時間や外食先からの移動時間を考えると、それほど時間の節約になっていないことも。
人によっては、帰宅時間が遅くなることでかえって疲労が蓄積する原因になることもありますから、ゆっくり過ごせるおうちでの食事も楽しめると、食費だけでなく疲労の軽減につながることもありますよ。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー